注目キーワード
セルフ脱毛.comはセルフ脱毛に特化した脱毛情報メディアです!

セルフ脱毛は事故のリスクが高い?脱毛による危害や原因、適切なお手入れ方法を解説

「セルフ脱毛は事故が多いって聞いて不安」

「自分で脱毛するから事故が起きそうで怖い」

セルフ脱毛と聞くと、火傷や炎症などの事故が起きやすいというネガティブなイメージを持つ方もいるかもしれません。たしかに、熱によって発毛組織にダメージを与えるため、適切なお手入れ方法を守る必要はあります。

そして、脱毛の危害はセルフ脱毛だけではなく脱毛サロンやクリニックでも起きているのが実情です。

今回は、セルフ脱毛による事故の内容や原因、リスクを減らすための正しいお手入れ方法などを解説します。

そもそもセルフ脱毛とは?

セルフ脱毛とは、自宅で光脱毛ができる家庭用脱毛器や業務用光脱毛を自分で操作するセルフ脱毛サロンを指します。

まず、自宅で光脱毛ができる家庭用脱毛器は、脱毛サロンやクリニックに通えない方でも気軽にムダ毛ケアができる便利なアイテムです。

家庭用脱毛器は、脱毛サロン使われているIPL方式の脱毛器を家庭用に調整して販売しています。2022年現在、数え切れないほど多くの家庭用脱毛器が販売されており、機能や性能などもさまざまです。

料金も安価なものであれば2~3万円程度、機能性に優れた高価なものでも7~8万円程度で購入できるため、家庭用脱毛器によるムダ毛ケアはとても身近なものになっています。

また、近年の新型コロナウィルスの感染症対策などから家庭用脱毛器デビューをした方も少なくありません。

セルフ脱毛の需要は高まっている?その理由とセルフ脱毛の種類や特徴を解説

そして家庭用脱毛器以外にも、セルフ脱毛サロンも利用者が増えています。こちらは、業務用の脱毛器が使えるため家庭用脱毛器よりも脱毛効果を実感しやすい点などが人気です。

スタッフのいない完全無人なセルフ脱毛サロンも多く、人に体を見られたくない方や自由に脱毛したい方から支持されています

セルフ脱毛で考えられる事故の内容

家庭用脱毛器とセルフ脱毛サロン。これらを利用したために起こってしまった事故があるのも事実です。

具体的に、どのような事故が起きる恐れがあるか見ていきましょう。

火傷や炎症

セルフ脱毛の事故と言えば、火傷や炎症を挙げる方が少なくありません。特に、家庭用脱毛器は、メラニン色素に反応する光を照射して毛根にある発毛組織「毛乳頭」に熱ダメージを与えるため、火傷や炎症が起こりやすくなっています。

また、毛の濃い部位などは光が強く反応するため、照射時に注意しなければなりません。また、Vラインや顏などの皮膚が薄くデリケートな部位も火傷や炎症などのリスクが高まります

肌トラブル

セルフ脱毛後に、あらゆる肌トラブルを訴える方もいます。赤みやヒリヒリとした痛み、乾燥、かゆみなどは、セルフ脱毛後に起きやすい肌トラブルです。

家庭用脱毛器の光を照射するとお肌に熱がこもるため、このような肌トラブルが起こりやすくなります。日焼けしたときのお肌をイメージすると分かりやすいでしょう。

脱毛の事故はセルフ脱毛だけではないのが事実

「セルフ脱毛は事故が多いなら脱毛サロンに行こうかな」と考える方もいるでしょう。しかし、脱毛の事故はセルフ脱毛だけはないのが実情です。

以下の表を見てみましょう。

引用元:独立行政法人国民生活センター|なくならない脱毛施術による危害

こちらは、独立行政法人「国民生活センター」に寄せられた、脱毛による危害件数の推移となります。表を見ると、エステ脱毛(脱毛サロン)、医療機関(クリニック)ともに危害を受けた方がいるのが分かります。

特に多いのはエステ脱毛となり、2012年から2016年の間で680件という結果に。医療期間であっても、284件とエステ脱毛に比べると少ないですが、危害があったことは事実です。

このように、事故などのリスクがあるのはセルフ脱毛だけではありません。脱毛のプロによる施術であっても、危害を訴える方がいることを理解しておきましょう。

正しくセルフ脱毛すれば事故は起こりにくい!

セルフ脱毛は、正しく施術すれば火傷や炎症、肌トラブルなどの事故は起こりにくいと言われています。実際に、何も問題なく脱毛を終えている方がたくさんいるのも事実です。

ここからは、具体的に正しいセルフ脱毛方法を解説するので取り入れてみてくださいね。

照射前に必ずムダ毛を自己処理する

照射前には、必ずムダ毛をキレイに自己処理しておきましょう。お肌の表面にムダ毛がある状態で照射すると、光が強く反応したり熱がお肌表面にこもったりする恐れがあり、火傷や炎症の原因になります。

また、光がムダ毛全体に広がり脱毛効果が半減する可能性もあるため、必ず自己処理は行いましょう。

なお、自己処理する際はカミソリではなく電気シェーバーがオススメです。カミソリは、ムダ毛と一緒に肌表面も削ってしまうため、頻繁に使用するとお肌がボロボロになってしまいます。

電気シェーバーは、直接お肌に刃が当たらないため傷ついたり怪我したりするリスクがほとんどありません。顏用や体用、Vライン用など部位別に使い分けるとお手入れしやすくなります。

照射前に保冷剤でしっかり冷やす

自己処理をしたあと、すぐに照射するのはNGです。熱によって火傷や炎症を起こしやすいだけでなく、痛みも強く感じる原因になります。

照射前には、清潔なタオルで巻いた保冷剤を使って念入りに施術部位を冷やしましょう。

なお、脱毛器によっては照射すると同時にお肌を冷やす冷却機能が付いているものもあります。冷却機能で十分にお肌が冷えていると実感できれば、保冷剤は省いても構いません。

ただし、少しでも違和感があるときは使用を中止して保冷剤による冷却を試みてくださいね。

適切な照射レベルでお手入れする

早く脱毛を終わらせたいといった気持ちから、照射レベルを最初から高くする方がいますが、これこそが火傷や炎症などの大きな原因のひとつです。

照射レベルは、お肌と毛の色に合わせて適切に調整しなければなりません。低すぎても効果が出にくく、高すぎるとお肌への刺激が強すぎるためNG。

また、照射レベルを無理に高くして火傷や炎症を起こした場合、完治するまで脱毛を休まなければなりません。結果的に、脱毛の完了時期が遅れてしまうことになり本末転倒です。

適切な照射レベルが分からない方は、低めのレベルから照射を始めて徐々に上げていきましょう。痛みを我慢できる程度の照射レベルまで調整してみてください。

また、脱毛器によっては自動でお肌と毛の色を認識して照射レベルを自動で調整する機能が付いています。不安な方は、こういった機能を活用してみましょう。

アフターケアを忘れない

照射後、何もせずに放置していると熱によりどんどんお肌は乾燥していきます。乾燥が進むと、ひび割れや痛み、粉吹きなどを起こし脱毛を休まなければならないことに。

全ての照射を終えたら、まずは清潔なタオルで巻いた保冷剤でしっかり冷やし、熱による火照りなどを鎮静させます。冷えたのを確認したら、化粧水と乳液、ボディローションとボディクリームなど、水分と油分で保湿しましょう。

水分と油分をバランスよく補うことで、お肌の乾燥を防ぐことができます。また保湿に関しては、照射後だけではなく日頃から行うと乾燥しにくいお肌を保てるので心がけてみましょう。

毎日照射しない

毎日照射する方もいますが、基本的には2週間~8週間に1回のペースでお手入れしましょう。これは、毛周期という毛の成長サイクルに合わせて照射するためです。

脱毛器にもよりますが、脱毛は毛周期のなかの成長期のムダ毛のみに効果を発揮します。

成長期は、もっともメラニン色素が濃く光が反応しやすい時期です。しっかり熱ダメージを与えられます

この成長期の毛がたくさん生えている時期に照射することが、脱毛完了までの近道です。2週間~8週間のペースで照射すると、より多くの成長期の毛にしっかりアプローチできるでしょう。

逆に、毎日照射しても成長期の毛はすぐに生えてくるものではないため効果はほとんど変わりません。逆に、お肌を傷めるだけなので控えましょう。

ほくろやシミは避ける

ほくろやシミ、あざ、タトゥーなど、通常のお肌の色よりも濃い部分は光が反応してしまうため避けてください。誤って照射してしまうと、痛みを強く感じるだけでなく火傷や炎症などを起こす恐れがあります。

保護シールを貼ったり周辺のみ照射したりなど、避けてお手入れしましょう。

ほくろがあってもセルフ脱毛は可能!肌トラブルに注意してムダ毛ケアをしよう

セルフ脱毛サロンなら低刺激のムダ毛ケアができる!

基本的に、家庭用脱毛器はメラニン色素を利用して脱毛効果を発揮するIPL方式がほとんどです。IPL方式は、ムダ毛の濃い方や痛みに弱い方などには、少し負担に感じてしまうかもしれません。そして、火傷や炎症などのリスクもあるのが実情です。

お肌が弱い方や敏感肌の方、家庭用脱毛器には不安がある方は、セルフ脱毛サロンを検討してみましょう。セルフ脱毛サロンは、低刺激のムダ毛ケアができるSHR方式もしくはHHR方式の脱毛器を導入しているところがほとんどです。

使い方は、マニュアルを見たり事前説明があったりするため、初めての方でも挑戦しやすくなっています。IPL方式よりも、低温による照射で脱毛効果を発揮できるため、火傷や炎症などリスクも少なくオススメです。

まとめ

脱毛の事故は、セルフ脱毛だけではなく脱毛サロンやクリニックでも起きているのが事実です。とはいえ、セルフ脱毛に関しては全て自分の責任で行うため、取扱いにはくれぐれも注意しましょう。

家庭用脱毛器の取扱説明書を読み、今回ご紹介した使い方も参考にしていただくと、事故のリスクは抑えられます。

正しくセルフ脱毛をして、ムダ毛の気にならないお肌を手に入れましょう。