意外と人目に付く腕のムダ毛。季節や気温によっては、腕まくりしたくなる瞬間もあるでしょう。頻繁に腕のムダ毛処理をしている方もいれば、油断して処理していない方も多い部位でもあります。
腕のムダ毛は、セルフ脱毛がおすすめです。脱毛することで、ムダ毛処理の手間がなくなりいつでもキレイな状態をキープできます。
今回は、腕のセルフ脱毛方法やメリット、デメリットなどを解説するので参考にしてみてください。
セルフ脱毛で腕のムダ毛はなくなる?効果はあるの?
セルフ脱毛では、医療脱毛のような永久脱毛は難しいですが、自己処理の頻度を減らすことが可能です。ただし、以下のセルフ脱毛に分類されがちな除毛方法は一時的にキレイにする方法に留まります。
- カミソリ
- 電気シェーバー
- 脱毛テープ
- 除毛クリーム
- 毛抜き
これらは、一時的に腕のムダ毛をキレイにしたい場合には効果的ですが、数日経てば元通りになるので注意しましょう。
自己処理の頻度を減らせるセルフ脱毛を希望する場合は、光脱毛を選ぶ必要があります。
- 家庭用脱毛器
- セルフ脱毛サロン
上記の二つは、どちらも光脱毛なので腕のムダ毛を徐々に抑制できます。ツルツルにはなりませんが、自己処理しなくてもムダ毛の目立たない状態にすることが可能です。
なお、産毛もしっかり脱毛したい方は、セルフ脱毛ではなく医療脱毛を検討すると良いでしょう。
より高い脱毛効果を期待するならセルフ脱毛サロンに行こう
家庭用脱毛器は、自宅で気軽に脱毛できるところが人気の理由です。しかし、業務用の光脱毛機を家庭用に調整しているため、脱毛効果が弱い場合があります。製品によっては、サロンクオリティーの家庭用脱毛器もあるので検討してみる価値はあるでしょう。
セルフ脱毛でより高い脱毛効果を期待するなら、業務用の光脱毛機を使えるセルフ脱毛サロンがおすすめです。家庭用脱毛器よりも、照射レベルは高く通常の脱毛サロンと同等の脱毛効果を期待できます。
セルフ脱毛サロンはスタッフではなく自分で施術するため、体を見られたり会話をしたりすることなくサクッと脱毛できる点が魅力です。
- 家庭用脱毛器よりも効果を高めたい
- スタッフに体を見られたくない
- スタッフとのコミュニケーションを避けたい
- 腕だけサクッと脱毛したい
このような方は、セルフ脱毛サロンを検討してみてくださいね。
セルフ脱毛器で腕脱毛するメリット
セルフ脱毛器で腕脱毛するメリットは、主に3つです。
メリット1.いつでも気軽に腕を出せる
腕脱毛をすると、ムダ毛を気にすることなく気軽に腕を出せます。例えば、長そでを着ているときに暑くなり腕まくりをする際、ムダ毛ケアを忘れていたら躊躇する方は多いでしょう。
しかし、腕脱毛していればそのような心配は不要となります。気温や洋服などに合わせて、気軽に腕を出せるのは快適です。
メリット2.肌トラブルや毛穴トラブルを避けてムダ毛ケアできる
セルフ脱毛器の光脱毛は、メラニン色素にしか反応しないため毛の色に対して熱エネルギーを発揮させます。周囲のお肌へのダメージは少なく、正しく脱毛すれば肌トラブルや毛穴トラブルは出にくいお手入れ方法です。
一方で、カミソリや脱毛テープ、除毛テープ、毛抜きは、想像以上にお肌へのダメージが大きいお手入れとなります。そのため、肌トラブルや毛穴トラブルを起こしやすく注意しなければなりません。
主なトラブルは、カミソリ負けやケガ、赤み、かゆみ、乾燥、埋没毛、毛嚢炎が挙げられます。埋没毛は皮膚の内側で毛が成長するトラブルで、見た目も悪くかゆみを伴うため不快です。毛嚢炎は、毛根を包んでいる毛包(もうほう)に細菌が感染して起きるトラブルで、ニキビのような痛みなどを感じる症状となり、悪化すると皮膚科を受診するケースも少なくありません。
このようなトラブルを避けてキレイにムダ毛ケアをするなら、光脱毛が最適です。
メリット3.自分のタイミングでお手入れできる
セルフ脱毛器は、予約も必要なく自宅で自分のタイミングでお手入れできるのも魅力的です。特に、時間の融通が効かない仕事をしている方や育児中の方などにとっては大きなメリットになるでしょう。
ただし、セルフ脱毛サロンの場合は予約が必要になるため注意してください。とはいえ、10分など短時間の時間制での予約が可能なので大きな負担にはならないでしょう。
メリット4.ムダ毛処理の手間が減る
セルフ脱毛器は光脱毛となり、定期的に照射を繰り返すことでムダ毛を抑制できます。ダージを与えることで、発毛する力が失われるためです。
冒頭でも伝えたように、永久脱毛ではないため全く毛が生えてこないものではありません。しかし、ムダ毛処理の手間はほとんどかからなくなります。生えてくる毛も産毛のような細くて目立たないものなので、人によってはムダ毛処理をしなくなる方も少なくありません。
頻繁にムダ毛処理をしていた方にとっては、とても楽に感じられるでしょう。
セルフ脱毛器で腕脱毛をするデメリット
セルフ脱毛器で腕脱毛する際は、メリットだけでなくデメリットもあるため理解しておきましょう。
デメリット1.お金がかかる
カミソリや脱毛テープ、除毛クリーム、毛抜きなど、一時的にムダ毛をキレイに処理する方法に比べると、セルフ脱毛器を購入する際にお金がかかります。予算が限られている方にとっては、大きなネックになるでしょう。
家庭用脱毛器の場合は、1万円台の安価なものも販売されています。しかし、しっかり効果を得たいと考えると10万円程度まで予算を考えて検討すると良いでしょう。機能や照射レベル、照射回数などは、1万円台のものより優れている場合が多く安心して使えます。
セルフ脱毛サロンの場合は、入会金などは不要のところを選びましょう。月額5,000円で通い放題やお試し体験により1時間1,000円で利用できるなど、イメージしているより安価に済むケースがあります。
デメリット2.照射レベルの調整を自分でしなければならない
家庭用脱毛器、セルフ脱毛サロンのどちらも照射レベルは自分で調整します。照射レベルは、毛の濃さやお肌の色などによって細かく調整する必要があるため慣れるまでは難しく感じるでしょう。
どちらの場合も、一番低い照射レベルから徐々に上げていくと、初心者の方でも無理のないレベル調整ができます。なお、照射レベルは無理に高めても脱毛効果に大きな変化はありません。「早く脱毛を終わらせたい」といって、高めの照射レベルにしてしまうと、逆に痛みが強かったり肌トラブルが起きたりするため注意しましょう。
デメリット3.脱毛完了まで時間がかかる
家庭用脱毛器やセルフ脱毛サロンの光脱毛は、1回や2回の照射だけでは脱毛は終わりません。これは、脱毛サロンや医療脱毛でも同じことです。脱毛完了までの目安回数は以下のようになっています。
- 光脱毛:12回以上
- 医療脱毛:5回以上
つまり、家庭用脱毛器とセルフ脱毛サロンにおいても12回以上の照射が必要になると考えておきましょう。照射するペースは、毛周期と呼ばれる毛の生まれ変わりサイクルに合わせて2週間~2カ月おきに繰り返します。
2週間ごとに照射した場合だと半年程度、2カ月程度かかると考えましょう。また、脱毛の進み具合は個人差があるためひとつの目安としてください。
腕のセルフ脱毛を安全に行うためのポイント
基本的に、セルフ脱毛は正しく行えば大きなトラブルは起きにくいものです。しかし、なかには肌トラブルが起きてしまう方がいるのも事実。安全に腕のセルフ脱毛を行うためのポイントを紹介するので、事前に確認しておきましょう。
事前処理をしっかり行う
家庭用脱毛器とセルフ脱毛サロンの光は、メラニン色素に反応するため黒い毛が残っていると火傷のリスクが高まります。そのため、照射前にはしっかりムダ毛を剃る事前処理を行いましょう。
事前処理には、肌荒れやケガのリスクが少ない電気シェーバーがおすすめです。
腕の日焼け対策を忘れない
日焼けをしたお肌には、照射できません。紫外線により炎症を起こしているお肌に、さらに照射で熱を加えると火傷や炎症などのリスクが高まるためです。また、日焼け後の黒いお肌に照射する際も火傷を予防するために照射レベルを低くしなければなりません。
スムーズに腕のセルフ脱毛を進めるためにも、脱毛期間中は日焼け止めクリームなどを使った紫外線対策を徹底しましょう。
生理期間中は避ける
生理期間中は、普段よりもお肌が敏感な場合が多く肌トラブルを起こしがちです。いつもなら問題のない照射レベルであっても、痛みが強くなったり赤みが出たりする恐れがあります。
そのため、基本的に生理期間中は脱毛を避けてお肌への刺激を最小限に抑えましょう。
アフターケアを入念に行う
照射後のお肌は、熱により乾燥しやすくデリケートな状態です。ヒリヒリ感やかゆみ、赤み、火照りなどが出ることも多く、冷却と保湿によるアフターケアが欠かせません。
アフターケアは、最初に火照ったお肌を清潔なタオルで包んだ保冷剤で冷やします。火照りが和らいだら、ボディローションとボディクリームで保湿しましょう。
腕脱毛はメリットがいっぱい!セルフ脱毛でキレイな腕を目指そう!
暑い季節や半そでを着るとき、体温調節で腕まくりをするときなど、他の部位と比較してもお肌を見せる機会が多い腕は脱毛がおすすめです。ムダ毛処理をしなくても目立たなくなるため、気兼ねなく腕を出せます。
セルフ脱毛であれば、自分のタイミングでコツコツとお手入れを続けることが可能です。脱毛完了まで時間はかかりますが脱毛して損しない部位なので、ぜひ1日でも早く腕のセルフ脱毛を始めましょう!