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セルフ脱毛で火傷するリスクはゼロではない!予防方法や対処方法をチェック

家庭用脱毛器を使ったセルフ脱毛は、火傷してしまいそうで怖いと思っている方もいるでしょう。たしかに熱により毛根にダメージを与えるため、家庭用脱毛器の使い方次第では火傷のリスクが高くなる恐れがあります。

ただし、正しくセルフ脱毛すれば火傷のリスクはほとんどなくなるため怖いものではありません。

今回は、これからセルフ脱毛を始める方やすでに家庭用脱毛器で火傷してしまった方へ、予防方法や処置方法を紹介します。

セルフ脱毛で火傷する原因とは?

家庭用脱毛器を使用したセルフ脱毛で火傷する原因は、以下のものが挙げられます。

  • 取扱説明書を読まずに使った
  • 照射前にパッチテストを行っていない
  • 事前処理をせずに照射した
  • 使用前後に保冷剤による冷却を怠った
  • 照射レベルが高すぎた

これらの行為は、セルフ脱毛で火傷してしまう原因となるため注意しなければなりません。それぞれについて詳しく解説します。

取扱説明書を読まずに使った

家庭用脱毛器には、必ず取扱説明書が入っているので使用前に確認しましょう。安全な使い方や使用可能部位、使用不可部位など、細かく説明しています。

基本的に、取扱説明書に沿って使っていれば家庭用脱毛器で大きなトラブルはほとんど起きません。家庭用脱毛器は、簡単に操作できるものではありますが、お肌に使うものなので1度は目を通しておきましょう。

照射前に照射テストを行っていない

照射前に、二の腕の内側などで照射テストを行ってから脱毛を進めましょう。なかには、家庭用脱毛器の光に敏感に反応して肌トラブルを起こす方がいます。照射テストは、脱毛サロンや医療クリニックなどでも行っているため、家庭用脱毛器でも忘れずに行い反応を確かめましょう。

事前処理をせずに照射した

脱毛前は、ムダ毛を電気シェーバーで剃っておく必要があります。ムダ毛が残っていると、光が強く反応して火傷してしまうためです。「産毛だから大丈夫」などと、事前処理を行わずに照射するのは危険なので注意しましょう。

使用前後に保冷剤に冷却を怠った

お肌を冷やさずに照射すると、お肌への刺激や熱による負担が大きくなります。使用後の冷却も、お肌を鎮静させるために必要となり、忘れてしまうと火傷の症状が出てきてしまう恐れがあり危険です。

照射レベルが高すぎた

家庭用脱毛器は、照射レベルを数段階で調整できます。早く脱毛を終わらせたいからと、無理に照射レベルを高く設定する方がいますが間違いです。照射レベルを適切に調整しないと火傷するリスクが高まるため、注意しなければなりません。

これは火傷?セルフ脱毛後の肌トラブルをチェック

家庭用脱毛器でセルフ脱毛したときに、どのような症状が出たら火傷になるのか分からない方もいるでしょう。以下の3つのような症状が出た際は、火傷だと認識して肌ケアをしましょう。

水ぶくれができている

セルフ脱毛後、お肌に水ぶくれができていたら火傷を疑いましょう。熱による水ぶくれは、火傷の症状の中では中程度です。何もせず放置していると、水ぶくれが破裂して痛みを伴うことがあるため注意してください。

セルフ脱毛後数日経ってもヒリヒリとした痛みがある

セルフ脱毛後、数日経過してもお肌のヒリヒリ感や赤みが残っているときは、火傷している可能性があります。通常、脱毛当日はヒリヒリした痛みや赤みなどが出ても問題ありません。数日経てば、このような症状は落ち着くことがほとんどなので過度な心配は不要です。

セルフ脱毛で火傷しないためのポイント

家庭用脱毛器でセルフ脱毛する際は、以下のポイントを踏まえると火傷のリスクを抑えられます。特に難しいものはないので、適切に取り入れていきましょう。

事前処理をしっかり行う

家庭用脱毛器で照射する部分のムダ毛は、産毛を含めてしっかり事前処理を行いましょう。家庭用脱毛器の光は、毛のメラニン色素に反応して毛根に熱エネルギーを与えます。そのため、毛が濃い部分や太い部分は光が強く反応して痛みや熱さを感じることが多いです。

ムダ毛が残っている状態で照射すると、火傷のリスクが高まるためしっかり処理してください。事前処理は、脱毛サロンなどでもムダ毛が残っている部分は避けて照射されることがあるほどシビアな問題です。産毛に関しても、全く光が反応しないわけではないため処理しておきましょう。

なお、事前処理ではお肌に優しい使い心地の電気シェーバーを使用すると、ケガのリスクも抑えられるのでおすすめです。

照射レベルを調整する

照射する際は、一番低い照射レベルから徐々に上げていきましょう。最初から高い照射レベルで照射すると、刺激が強すぎて火傷する恐れがあります。

特に、以下のような方は照射レベルを低くしましょう。

  • お肌の色が濃い人
  • お肌が乾燥している人
  • 敏感肌の方

このような方は、照射レベルを高めると火傷するリスクが高まります。無理にない照射レベルでお手入れしましょう。

なお、照射レベルを無理に高めても脱毛効果に大きな変化はありません。むしろ、火傷などの肌トラブルが起きやすくなるので脱毛自体できなくなることも。照射レベルは適切な範囲で調整した方が、脱毛はスムーズに進みます。

ほくろやシミなどはシールで隠す

ほくろやシミ、痣などは、白もしくは肌色のシールを貼って隠しましょう。手元にシールがない方は、コンシーラーなどで隠しても問題ありません。黒い色に反応するので、色味が出ないように隠せばOKです。

取扱説明書を確認する

最初にも伝えたとおり、家庭用脱毛器の取扱説明書を必ず確認して注意事項などを守りましょう。商品によっては、照射レベルを自動で調整してくれるものや冷却機能があるもの、連続照射ができるものなどがあります。

効果的かつ安全に脱毛できるように、取扱説明書の確認を忘れずに行いましょう。

脱毛後のアフターケアを忘れない

脱毛後は、保冷剤で冷やしたり保湿したりするアフターケアを忘れずに行いましょう。脱毛後のお肌は、照射の熱により火照りやヒリヒリ感、赤み、かゆみ、乾燥などトラブルを起こしやすくなっています。

まずは、熱を帯びているお肌を保冷剤で鎮静させましょう。清潔なタオルで保冷剤を巻き、程度な温度で冷やしてください。

ある程度お肌が冷えたら、低刺激の保湿剤で保湿しましょう。化粧水と乳液、ボディローションとボディクリームなど、水分と油分をバランスよく補うとお肌の状態が良くなります。

脱毛期間中は日焼け対策をする

脱毛期間中は、日焼け止めクリームや帽子、日傘などを使って日焼け対策をしましょう。照射前に日焼けしてしまうと、照射することでさらにお肌に熱を与えるため火傷に繋がります。

照射後は、すでに熱により日焼けをしているような状態です。そのため、さらに日焼けしてしまうと火傷や炎症等を引き起こすため注意しましょう。

照射する前に、日焼け止めクリームはクレンジングなどで落としてください。毛穴に日焼け止めクリームが入っていると、脱毛効果が軽減してしまうためです。

照射直後も、日焼け止めクリームがお肌の刺激になるため、日傘などで対策しましょう。

脱毛後は運動や入浴などを控える

脱毛後は、血行が良くなる運動や入浴、サウナ、飲酒など体温が上ってしまう行動は避けましょう。体内には、照射によって熱がこもっている状態なので、さらに体温を上げてしまうと、火傷や炎症、赤み、乾燥などの症状が起きる恐れがあります。

24時間はこれらの行動を控えて、お肌の状態を見ながら少しずつ再開しましょう。

セルフ脱毛で火傷したときの対処方法

セルフ脱毛で火傷したときの対処方法は、以下の2つです。

  • 火傷した部分を冷やす
  • 皮膚科を受診する

基本的に、火傷した部分はすぐにしっかり冷やしましょう。15~30分、流水を当てて冷やすことで、火傷の進行を止めたり痛みを和らげたりできます。その後も、進行を止めるためにも清潔なタオルで巻いた保冷剤を当てておくと効果的です。

冷やしても痛みが続くときや水ぶくれができているときは、早めに皮膚科を受診しましょう。くれぐれも水ぶくれはつぶさないように注意してください。

皮膚科を受診するまでは、自己判断による塗り薬なども控えた方が無難です。診察に影響を与える場合があるため、冷やすのみに留めて早めに受診してください。

セルフ脱毛が不安であればセルフ脱毛サロンも検討してみましょう

どうしても人に体を見られるのは避けたい方などは、セルフ脱毛サロンがおすすめです。セルフ脱毛サロンでは、お肌への刺激を抑えた脱毛機器を導入しているため、火傷のリスクを抑えて脱毛できます。

またセルフ脱毛サロンは、ほぼすべて自分で施術を行うため、スタッフに体を見られません。背中など手が届かない部位については、友人やパートナーと一緒に施術室に入れたりスタッフに手伝ってもらったりするオプションサービスがあります。

さらにスタッフはサロン内にいるため、肌トラブルが起きた際には相談できます。家庭用脱毛器によるセルフ脱毛に不安がある方は、ぜひセルフ脱毛サロンを検討してみましょう。