ムダ毛に悩んでいる子供はめずらしくなく、コンプレックスに感じている場合もあります。制服や体育着など、大人よりもお肌を見せなければならない機会も多く、友達に指摘されることもあるでしょう。
子供の年齢にもよりますが、ムダ毛に悩んでいることを保護者に言えないでいたり脱毛に興味を持っていたりする場合もあります。ムダ毛を気にしているなら、気軽にお手入れできるセルフ脱毛を提案してみましょう。
今回は、子供のセルフ脱毛について解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
子供は何歳からセルフ脱毛できる?
セルフ脱毛といってもお手入れ方法は幅広く、年齢に関しても具体的な制限はありません。今は子供も脱毛する時代となっており、セルフ脱毛の方法を選べば小学生からでも脱毛可能です。脱毛サロンによっては、3歳から施術可能と謳っているところもあります。
しかし、あまりにも低年齢だと適切なセルフ脱毛方法でないとお肌にダメージを与えたり思ったような効果を得られなかったりするため注意も必要です。
子供におすすめのセルフ脱毛方法
ムダ毛に悩む子供におすすめのセルフ脱毛方法は少なく、主に3つとなります。その他のセルフ脱毛方法は、デリケートな子供のお肌には刺激が強く肌トラブルを起こす恐れがあるため避けた方が無難です。
まずは、おすすめのセルフ脱毛方法から紹介します。
電気シェーバー
電気シェーバーは、ムダ毛を優しくカットするセルフ脱毛方法です。厳密に言うと、電気シェーバーは脱毛ではなく一時的にムダ毛をキレイにするだけなので、数日経てば元の状態に戻ります。
しかし、お肌の表面にあるムダ毛を刃の振動によりカットするため、ケガや肌荒れなどのリスクが少ないため子供のムダ毛処理におすすめです。
脱毛サロンでも、ムダ毛の自己処理には電気シェーバーを推奨しており、実際にお客様への施術にも使用しています。
体用と顔用とあるので、子供が脱毛したい箇所によって使い分けてみましょう。
家庭用脱毛器
家庭用脱毛器は、自宅で光脱毛できるため幅広い年齢の方におすすめのアイテムです。業務用の脱毛機を家庭用に調整しているため、脱毛初心者でも手軽に抑毛できます。
光脱毛は、メラニン色素に反応する性質を持っており、黒い毛にだけをターゲットにすることが可能です。ダメージを与えて、自己処理をしなくても将来的に毛がほとんど目立たなくなります。
ただし、家庭用脱毛器によっては年齢制限を設けているものもあるため、使用前に確認しましょう。
セルフ脱毛サロン
セルフ脱毛サロンは、スタッフではなく自分で施術できる脱毛サロンです。業務用の光脱毛機を使って脱毛できるため、家庭用脱毛器よりも高い脱毛効果が期待できます。お肌に優しいHHR方式やSHR方式と呼ばれる脱毛機を導入しているところが多く、従来の脱毛器よりも痛みが少ないのが特徴です。
なお、セルフ脱毛サロンは年齢を制限しているところもあるので公式サイトで確認しましょう。10歳から保護者同伴で可能としているセルフ脱毛サロンもあるため、子供の年齢に合うところを選んでください。
注意するべき子供のセルフ脱毛方法
子供のデリケートなお肌には不向きなセルフ脱毛方法もあります。どれも安価で手軽に行えますが、以下の脱毛方法は避けましょう。
- カミソリ
- 毛抜き
- 除毛クリーム
- 脱毛テープ
身近なカミソリや毛抜きは、お肌と毛穴への刺激が大きくトラブルを起こしやすいセルフ脱毛方法です。カミソリは、カミソリ負けや乾燥などだけでなく、ケガのリスクもあるため子供にはおすすめできません。毛抜きは、無理矢理ムダ毛を引き抜くため、埋没毛や毛嚢炎などの毛穴トラブルを引き起こす原因になります。
除毛クリームは、タンパク質を溶かす成分によりムダ毛を処理する方法です。タンパク質はお肌の主成分でもあるため、ムダ毛と同時にお肌も溶かしてしまい刺激が強くなっています。脱毛テープは、毛抜きと一緒で毛穴トラブルを起こす恐れがあるだけでなく、テープを剥がす痛みが強く子供にはツライ脱毛方法でしょう。
また、これらのセルフ脱毛は光脱毛と違って一時的な除毛に過ぎません。数日経てば元に戻るため、根本的な脱毛を希望する場合は選ぶべきではないでしょう。
子供がセルフ脱毛するメリット
子供がセルフ脱毛するメリットは、主に4つあります。子供にとってムダ毛は大きな悩みになっている場合もあるため、セルフ脱毛のメリットは魅力的です。
ムダ毛のコンプレックスがなくなる
セルフ脱毛によりムダ毛がなくなると、同時にムダ毛へのコンプレックスもなくなります。ムダ毛の量などは個人差があり、小学生や中学生でも気になってしまう子供が少なくありません。
友達と比べてムダ毛が濃かったり太かったりすると、恥ずかしさを感じる場合もあるでしょう。子供がムダ毛に対して悩んでいるようであれば、セルフ脱毛を検討してみてくださいね。
友達にムダ毛を指摘されない
学校など、お肌の見える服装をしているときにムダ毛を友達に指摘されてしまうケースもあります。友達としては悪気ない一言でも、指摘された本人はムダ毛への悩みを募らせてしまうでしょう。
セルフ脱毛してムダ毛をキレイに処理しておけば、友達から指摘される心配もなくなります。
制服や体育着などが着やすくなる
中学生や高校生は、制服や体育着を着るため、必然的に腕や脚を露出することになります。どちらも意外と人目に付くため、ムダ毛があると恥ずかしい場合もあるでしょう。
セルフ脱毛後は、ムダ毛が目立たないため制服や体育着も躊躇なく着られます。また、プールの授業で水着を着る際も、ムダ毛が目立たないと安心できるでしょう。
自己処理のリスクを予防できる
家庭用脱毛器やセルフ脱毛サロンで根本的に脱毛すると、自己処理の頻度が少なくなります。そのため、カミソリなどの自己処理のリスクを予防することが可能です。
ムダ毛を気にして頻繁にカミソリで剃っている子供など、お肌と毛穴へのダメージを抑えたい方は根本的なセルフ脱毛を行いましょう。
子供がセルフ脱毛するデメリット
子供がセルフ脱毛する際は、メリットだけではなくデメリットもあるため理解しておく必要があります。主な4つのデメリットを紹介するので、参考にしてみてください。
熱さや痛みを感じる場合がある
家庭用脱毛器の場合、毛の色に反応して熱を毛乳頭に与えるため、熱さや痛みを感じる場合があります。照射レベルを低くしたり保冷剤で冷やしたりすることで、熱さや痛みは抑えられるため過度な心配は不要です。
家庭用脱毛器によっては、照射する際にお肌を冷やす冷却機能が付いているものがあります。痛みに弱い子供なら、冷却機能が付いているものを選んでみましょう。
費用がかかる
カミソリや毛抜きなどに比べて、家庭用脱毛器とセルフ脱毛サロンは費用が高額になります。家庭用脱毛器は7~10万円程度、セルフ脱毛サロンは月額5,000円で通い放題などが費用の目安です。
あまり費用をかけられない場合は、光脱毛ではなく電気シェーバーによる一時的なムダ毛処理方法を選びましょう。
紫外線対策が必須
家庭用脱毛器の光脱毛は、日焼けしているお肌には照射できないため紫外線対策が必須です。日焼けしているお肌に照射すると、火傷や炎症などのリスクが高まります。
子供が自分で日焼け止めクリームなどを使った対策ができれば良いですが、なかなか難しい場合も多いでしょう。また、登下校や体育、外遊びなど、頻繁に日焼け止めクリームを塗ることを面倒に感じてしまうかもしれません。
ムダ毛が生えてきてしまう可能性がある
ホルモンバランスが安定していない子供が家庭用脱毛器やセルフ脱毛サロンで光脱毛をしても、再度ムダ毛が生えてきてしまう可能性があります。最も注意が必要なのは、第二次性徴を迎える前の年齢です。
第二次性徴は、女の子は10歳程度と言われています。そのため、10歳以下で光脱毛する場合はムダ毛が復活するかもしれないことを子供に説明しましょう。
子供と保護者が安心できるのはセルフ脱毛サロン
セルフ脱毛で根本的な脱毛を望む場合は、セルフ脱毛サロンが子供にはおすすめです。
お肌に優しい
セルフ脱毛サロンは、HHR式もしくはSHR式という光脱毛を導入しているところが多くなっています。これらの脱毛方法は、従来の脱毛よりも刺激が少なくお肌に優しい脱毛ができます。痛みも少なく、子供にも負担がかかりにくいため初めての脱毛にピッタリです。
業務用脱毛機で脱毛できる
セルフ脱毛サロンの脱毛機は、プロが使用する業務用脱毛機です。使い方はしっかり教えてもらえるため、素人の方でも操作できます。家庭用脱毛器よりも脱毛効果も高くなるため、より納得できる脱毛ができるでしょう。
保護者が施術できる
セルフ脱毛サロンは、2人までなら一緒に施術室に入室できるところが多くなっています。そのため、保護者も1人までなら入室可能。入室後は、保護者が子供へ施術できるため安心です。
時間が余れば保護者も脱毛できる
通常の脱毛サロンと違うのは、時間内であれば脱毛し放題という点です。子供の施術が早く終わって予約している時間が余っている場合は、保護者への照射もできます。親子で脱毛したいと考えている方にとっては、費用の節約にもなるので魅力的です。
セルフ脱毛して学校生活を楽しく過ごそう!
子供にとって、ムダ毛が大きな悩みになっているケースは少なくありません。友達からの指摘や制服、体育着での露出など、ムダ毛ケアを望む子供は増えています。今は子供の脱毛はめずらしくないため、どのような方法が良いか一緒に考えてあげましょう。
根本的な脱毛を希望した場合は、セルフ脱毛サロンがおすすめです。お肌に優しく効果の高い脱毛ができるため、子供も保護者も安心。ぜひセルフ脱毛して学校生活を楽しんでくださいね!