「セルフ脱毛の照射回数は何回くらい必要なの?」
「家庭用脱毛器は照射回数に上限があるの?使い終わったらどうすればいいの?」
セルフ脱毛を完了させるまでに必要な照射回数の目安は、12~18回以上となっています。
ただし、個人差や部位によっても照射回数は変わってくると考えておきましょう。
家庭用脱毛器は、照射回数の上限が決まっているタイプがあります。使い終わったら新しく購入することになるため、選ぶ際はどのくらい照射できるのかを確認する必要があります。
今回は、家庭用脱毛器やセルフ脱毛サロンの照射回数や選ぶ際のポイントなどを見ていきましょう。
セルフ脱毛完了までに必要な目安の照射回数
セルフ脱毛サロンと家庭用脱毛器セルフ脱毛完了までに必要な照射回数は、12~18回以上が目安となっています。
これは、セルフ脱毛サロンと家庭用脱毛器と同じ仕組みである、脱毛サロンの光脱毛も同じです。
また、毛量や肌質などには個人差があるため、全ての人が12〜18回以上で満足できる効果を得られるとは限りません。逆に、もっと少ない照射回数で終わる方もいます。
脇やVIO、ヒゲ、産毛はさらに多い照射回数が必要な場合も
脇やVIO、男性のヒゲは毛量が多く毛が太いため、他の部位よりも多くの照射回数が必要な場合があります。
18~24回程度の照射回数を重ねてようやく満足できるケースが多いのが実情です。
また、顔や背中、うなじなどの産毛は脱毛器の光が反応しにくい場合があるため、照射回数が多く必要になると考えておきましょう。
セルフ脱毛の照射頻度は?
セルフ脱毛は、ただ単に照射回数を重ねていけばいいものではありません。
効果的に進めていくためには、適切な照射頻度を守って定期的に繰り返していくことが重要なポイントです。
なお、セルフ脱毛を含む光脱毛は、基本的に毛周期という毛の成長サイクルに合わせて照射します。
毛周期の中でも抑毛や減毛の効果を発揮できるのは、成長期の毛のみです。
成長期の毛は、体毛全体の20%程度しかないと言われています。さらに、どの毛が成長期であるかは見た目では判断できません。
そのため、ある程度ムダ毛が生えそろっている状態で光を当てて成長期の毛へのアプローチの確率を高めます。
この毛周期を踏まえて、各セルフ脱毛サロンや家庭用脱毛器では1~2週間に1回程度という照射頻度を定めていることがほとんどです。
ムダ毛が減ってきて生えてくるペースが遅くなってきたら、照射頻度は1カ月に1回、2カ月に1回、半年に1回といったように調整していきましょう。
全身のセルフ脱毛1回分に必要な平均照射回数
顔とVIOを含めた全身1回分のお手入れに必要な照射回数は、2,000ショット程度だと言われています。身長や体型などによっては、1,000ショットや3,000ショット程度になる場合もあるでしょう。
家庭用脱毛器でセルフ脱毛する場合、照射できる上限回数が決まっている製品もあります。
30万ショットなど照射回数の多い家庭用脱毛器を選ぶと、家族やパートナーと共有しても十分お手入れできるでしょう。
家庭用脱毛器の照射回数が終わったらどうなる?
家庭用脱毛器は、照射回数が上限を迎えたら使えなくなる「使い切りタイプ」とカートリッジを交換して使い続ける「カートリッジ交換タイプ」があります。
使い切りタイプは照射回数の上限を迎えたら使えなくなるため、破棄することになります。
ムダ毛の減り具合に満足できていないようであれば、新しく家庭用脱毛器を購入しましょう。
カートリッジ交換タイプは、カートリッジのみを交換すれば本体は使用できます。
照射回数の上限を迎えたら交換するだけではなく、施術部位や毛の太さなどによって交換しながら使うタイプもあります。
カートリッジの費用はメーカーなどによって異なるため、あらかじめ料金などを確認しておきましょう。
セルフ脱毛サロンなら照射回数を気にせずお手入れできる
セルフ脱毛サロンは、家庭用脱毛器と違って店舗に通って自分で施術する新しいスタイルの脱毛サロンです。
セルフ脱毛を検討している方からの需要も高まっており、近年店舗数も増加傾向にあります。
仕事や学校帰りや休みの日に店舗まで通える方は、家庭用脱毛器よりもセルフ脱毛サロンの方が満足度の高いムダ毛ケアができる場合もあるでしょう。
さらに、家庭用脱毛器とは異なり照射回数に上限はありません。
買い替えやカートリッジ交換などの煩わしさがない点はうれしいポイントのひとつです。
ここからは、セルフ脱毛サロンの特徴やメリットをご紹介します。
業務用の光脱毛器で高い効果が期待できる
セルフ脱毛サロンは、業務用の光脱毛器を導入しています。
照射出力も家庭用脱毛器より高い場合が多く、より効果的にムダ毛ケアを進めていくことが可能です。
導入されている光脱毛器は、SHR方式もしくはHHR方式という肌への刺激が少ないタイプです。そのため、痛みに弱い方、敏感肌の方も、施術しやすくなっています。
肌にジェルを塗って保護するだけではなく、肌を冷やしながら照射できるため、熱さも感じにくく火傷などのリスクも軽減されます。
スタッフのいない完全無人
セルフ脱毛サロンは、従来の脱毛サロンとは違ってスタッフのいない完全無人のサロンが多くなっています。
受付などもなく、1人で施術室に入室して時間が来るまでに施術と清掃を終えて退室するスタイルです。
勧誘や施術中の会話などのコミュニケーションの必要がないため、気軽にムダ毛ケアをしたい方には良い環境となっています。
24時間営業で通いやすい
セルフ脱毛サロンは、24時間営業のサロンがほとんどです。
従来の脱毛サロンよりも、仕事や学校の都合に合わせて予約が取りやすく、隙間時間に立ち寄って施術することもできます。
仕事の時間などで早朝や深夜でないと都合がつかない方も、24時間営業であればスケジュールを調整しやすいでしょう。
脱毛サロンよりも安く自由に施術できる
従来の脱毛サロンや医療脱毛クリニックは、全身脱毛をするのに30万円以上かかってしまうケースがめずらしくありません。
他にもシェービング代や麻酔代など、追加費用もかかってしまうと、さらに高額になってしまいます。
さらに、契約する際は施術する部位を決めなければなりません。施術した部位以外は照射してもらえないため、後からVIOや顔などの部位を追加する際は、追加料金が発生します。
一方、セルフ脱毛サロンは月額定額制となっているサロンが多く、月額5,000~6,000円程度で通うことが可能です。高額ローンを組む必要もなく、予算が少ない方も負担のないセルフ脱毛が行えます。
施術部位を決める必要もありません。毎回、施術する部位は自分で決めて照射できるため、全身はもちろん脇だけ脚だけなどの部分脱毛も可能です。
まとめ
セルフ脱毛は、12~18回以上の照射回数を重ねると自己処理の必要がない状態までムダ毛の成長を抑制できます。ただし、個人差があるため、必ずしも全ての方が終わるとは限りません。
また、VIOや脇、男性のヒゲ、産毛などは、他の部位よりも照射回数が多く必要になる場合もあります。根気よく照射回数を重ねることで、満足できる効果が期待できるので継続しましょう。
家庭用脱毛器は照射回数に上限があるため、なるべく多く照射できる製品を選んでください。
セルフ脱毛サロンであれば、照射回数に上限はありません。
さらに、従来の脱毛サロンよりも気軽に安く通うことができるだけではなく、業務用の光脱毛器で効果の高いお手入れが可能です。
どちらのセルフ脱毛にするか、照射回数を踏まえて検討してみましょう。