クリームを塗って洗い流すだけでつるつるお肌を手に入れられる除毛クリーム。カミソリや毛抜きなどのお手入れも人気ですが、手軽さや仕上がりのきれいさを重視する方には除毛クリームが人気です。
薬局やドラッグストアで気軽に購入できる除毛クリームですが、近頃ではとても種類が増えたため、どれを選んだらよいのか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、厳選したおすすめの除毛クリームを5つ紹介します。選び方や正しい使い方も紹介しているので、こちらも参考にしてみてください。
除毛クリームとは?
除毛クリームとは、たんぱく質を溶かす働きのあるチオグリコール酸カルシウムによって毛のお手入れをするものです。
毛を根元から溶かして目立たなくします。塗ってしばらく放置し、洗い流すだけで除毛が完了することがメリットです。
除毛クリームの選び方
除毛クリームは、販売されている商品によってそれぞれ特徴が異なります。
「せっかく購入したのに効果がイマイチだった」「除毛したい部位に使えなかった」とならないように、選び方をしっかり押さえておきましょう。
使用できる部位で選ぶ
市販されている除毛クリームのほとんどは、顔やVIOには使えません。顔やVIOはほかの部位と比べて皮膚が薄いため、除毛クリームによる刺激を受けやすいのです。
なかには「ビキニラインには可」となっているものがありますが、こちらは使えてもVラインまでとなります。IラインやOラインには使用できません。基本的にはワキや腕、脚などに使うものと考えておきましょう。
「少しくらいいいか…」と自己判断はせず、必ずパッケージに記載されている使用部位を守ってください。
成分で選ぶ
除毛クリームの主成分はチオグリコール酸カルシウムです。しかし、商品によって補助成分や保湿成分が入っているものがあります。お肌が乾燥しやすい方や敏感肌の方は保湿成分であるシアバターやヒアルロン酸などが配合されているものを選びましょう。
高い除毛効果を期待する方は、水酸化ナトリウムや水酸化カルシウムなどチオグリコール酸カルシウムの働きをサポートする成分が配合されているものを選びましょう。
放置時間や付属品で選ぶ
除毛クリームは、商品によってクリームを塗ってからの放置時間が違います。長いものだと10分ほどかかりますが、短いものだと5分程度で完了するのです。忙しい方だと、できるだけ短い時間で済ませたいと思いますよね。
また、除毛クリームを塗るためのスパチュラが付属している商品もあればないものもあります。スパチュラが自宅にない方は、スパチュラ付きのものを選ぶか別途用意するようにしましょう。
おすすめの除毛クリーム
では、どの除毛クリームがおすすめなのでしょうか?何十種類もある除毛クリームのなかから、厳選した5つの商品を紹介します。
ヴィート バスタイム 除毛クリーム 敏感肌用
シャワー中に使えることが特徴の除毛クリームです。水滴がかかっても落ちにくいため、シャワーを浴びながら使えます。規定の時間おいたら、付属のスポンジでこすりながら洗い流してください。
敏感肌用ということもあり、強力に除毛してくれるわけではありませんが、十分な効果を得られるでしょう。
使用できる部位 | 脚、腕、ワキ、ビキニライン |
放置時間 | 5~10分 |
主成分 | チオグリコール酸カルシウム |
保湿成分 | シアバター |
moomo 除毛クリーム
引用元:Moomo(ムーモ)
男性のすね毛もごっそり除毛できる強力さが特徴の除毛クリームです。お腹や背中などにも使えます。
ただし、ビキニラインには使えないので注意してください。伸びがよいテクスチャーで広範囲にするすると広げられます。
使用できる部位 | 脚、腕、ワキ、お腹、胸、うなじ、背中 |
放置時間 | 5分 |
主成分 | チオグリコール酸 |
保湿成分 | アロエベラ、ビタミンE |
エピラット 除毛クリームキット(敏感肌用)
引用元:エピラット|除毛クリームキット(敏感肌用)|クラシエ
専用のスパチュラがついているので、素手で触ることなく塗布することが可能です。デリケートなお肌のことも考慮した成分設計となっているので、敏感肌の方もお使いいただけます。
うるおい成分も配合されており、お肌をいたわりながらお手入れできることが特徴です。
使用できる部位 | 脚、腕、ワキ、ビキニライン |
放置時間 | 5~10分 |
主成分 | チオグリコール酸 |
保湿成分 | セラミド、カモミールエキス、海藻エキス |
ヴィーナスラボ タラソボーテエピクリーム
引用元:ボディケア化粧品 【VENUS LAB(ヴィーナスラボ)】
Spa発想で作られた、泥配合の除毛クリームです。海水ミネラルやマリンクレイ、海藻エキスなどのタラソ成分が配合されています。
泥が毛を根元からしっかりキャッチしてくれるので、しっかりと毛のお手入れをすることが可能です。チューブの先にスポンジがついていることも特徴でしょう。手を汚さずに伸ばせます。
使用できる部位 | 脚、腕、ワキ、お腹など |
放置時間 | 5~10分 |
主成分 | チオグリコール酸カルシウム |
保湿成分 | 海藻エキス、コラーゲン、スクワラン |
エピリムーバー
引用元:TBCオンラインショップ
エステティックTBCが開発した除毛クリームです。ビキニラインやヒップなど、幅広い部位に使用できます。エステ会社が開発しただけあり、多くの保湿成分が配合されていることが魅力です。
液だれしにくい適度なテクスチャーなので、肩や背中なども簡単に塗れるでしょう。専用のスパチュラも付属しています。
使用できる部位 | 脚、腕、ワキ、ビキニライン、お腹、背中、ヒップ |
放置時間 | 10分 |
主成分 | チオグリコール酸カルシウム |
除毛クリームのメリット・デメリット
濃いすね毛はもちろん、毛抜きではお手入れが難しい細い産毛もしっかり取り除いてくれる除毛クリーム。多くのメリットをもっている一方で、デメリットもいくつかあります。
すべての方に除毛クリームが合うわけではないので、メリットやデメリットの両方をよく考慮して選びましょう。
除毛クリームのメリット
除毛クリームの主なメリットは、次のとおりです。
- 毛先がチクチクしない
- 広範囲を一度にお手入れできる
- お手入れしてから次の毛が生えてくるまでの時間が長い
- カミソリと比べるとお肌への負担が少ない
カミソリやシェーバーを使うと、毛先が尖った状態になるためどうしてもチクチクしてしまいます。しかし除毛クリームなら、根元から毛を溶かして取り除くのでチクチクした感じが残りません。
クリームを塗るだけなので、広範囲のお手入れにも向いています。根元から取り除いてくれるので、次のお手入れまでの日数が長いのもメリットです。カミソリのようにお肌の表面まで削ってしまうことがないため、お肌が荒れやすい方でも使用できます。
除毛クリームのデメリット
さまざまなメリットがある除毛クリームですが、次のようなデメリットもあります。
- お肌のヒリつきを感じることがある
- 顔やVIOには使えないものが多い
- 永久脱毛はできない
毛を溶かす成分がどうしてもお肌に影響してしまうため、人によってはヒリつきを感じることがあるようです。また、市販の除毛クリームはほとんどが顔やVIOには使えません。
使えたとしてもVラインまでです。また、光脱毛やレーザー脱毛とは違い、半永久的に毛をなくすことができないため、定期的なお手入れが必要になります。
除毛クリームを使うときの注意点
除毛クリームは、正しく使わなければときに思わぬトラブルを引き起こすことがあるので注意しましょう。以下のことは必ず守って使用してください。
- パッチテストを行ってから使用する
- パッケージに書いてある使用方法を守る
- 肌荒れしている部位には使わない
- 使用後はしっかり保湿する
- 光脱毛やレーザー脱毛をしている方は使えない
とくに敏感肌の方は、除毛クリームによりお肌が赤くなったりかゆくなったりすることがあります。お手入れする前に少量のクリームを除毛した部位に塗布し、通常通り時間を置いた後に洗い流してください。
その後24時間経っても問題がなければ使用して大丈夫です。また、商品によっては使える部位が限られています。とくに顔やVIOは使えないことが多いので、必ず部位を確認してから使いましょう。
光脱毛やレーザー脱毛をしている方は、基本的に除毛クリームは使用できません。
まとめ
除毛クリームは、塗って洗い流すだけで簡単に毛のお手入れができる便利なグッズです。商品によって放置時間や配合成分が異なるので、自分に合うものを選びましょう。
除毛クリームは、毛先がチクチクせず広範囲を一度にお手入れできることがメリットです。また、次の毛が生えるまで時間がかかるため、スベスベの状態が長く続きます。
ただし、人によってはお肌に合わないこともあるので、気になる方はパッチテストを行ってから使用しましょう。