「セルフ脱毛サロンに行くけれど面倒だしムダ毛剃らないでいいかな?」
「セルフ脱毛でムダ毛を剃らないと何か問題あるの?」
結論から言うと、セルフ脱毛サロンと家庭用脱毛器、共に使用前には必ずムダ毛を剃らないと照射できません。
ムダ毛を剃らないでセルフ脱毛器の光を照射すると、効果が半減したり肌トラブルが起きたりします。
セルフ脱毛のトラブルを予防するためにも、ムダ毛を剃らない選択肢は外しましょう。
今回は、セルフ脱毛前にムダ毛を剃らないと起こるトラブルや自己処理方法、注意点などを解説するので参考にしてみてください。
セルフ脱毛前にムダ毛を剃らないと起こるトラブル
セルフ脱毛前にムダ毛を剃らないと起こるトラブルは主に以下の3つが挙げられます。
- 十分な抑毛効果が得られない
- 火傷などの肌トラブルのリスクが高まる
- 照射時の痛みが強くなる
これらのトラブルを避けるには、セルフ脱毛前にムダ毛を剃ることが重要です。
なぜムダ毛を剃らないとトラブルが起こるのかそれぞれ見ていきましょう。
十分な抑毛効果が得られない
ムダ毛が長い状態でセルフ脱毛器の光を照射すると、熱エネルギーが分散されてしまうため、十分な効果を発揮できません。
最適な照射レベルで照射しても、ムダ毛全体に熱エネルギーが行き渡ると最もターゲットにしている部分に100%のダメージを与えることは難しいのです。
セルフ脱毛の効果を十分に得るためにも、ムダ毛は短く処理しておくことが大切です。
火傷などの肌トラブルのリスクが高まる
ムダ毛が肌表面に長く残っていると光が肌にも過剰に反応するため、火傷や炎症などの肌トラブルを起こすリスクが高まります。
火傷や炎症などは、症状が悪化すると皮膚科などを受診して処置してもらう必要も出てくるため注意しなければなりません。
また、肌トラブルが起きている部分は照射を避けて完治するのを待つため、セルフ脱毛完了時期にも影響が出てきます。
完治しても色素沈着のように痕が残る場合もあるため、安全かつキレイにセルフ脱毛を進めるためにも自己処理は必ずしましょう。
照射時の痛みが強くなる
セルフ脱毛ではメラニン色素に反応する光を照射するため、ムダ毛を剃らないと痛みを強く感じます。
また、ムダ毛が太く毛量の多い部位であるVIOやワキは、剃らないで光を照射すると痛みだけではなく火傷や炎症などを起こすリスクが高まり危険です。
痛みに弱い方や不安な方こそ、セルフ脱毛前の自己処理は入念に行うように心がけましょう。
セルフ脱毛前の正しい自己処理の方法
セルフ脱毛前にムダ毛を剃らないと、さまざまなトラブルが起こるリスクがあると理解できたところで、正しい自己処理方法をチェックしましょう。
自己処理は、ただムダ毛を剃ればいいというものではありません。
ぜひこの機会に、ムダ毛の自己処理方法を見直しましょう。
電気シェーバーを使用する
セルフ脱毛を始めたら、カミソリを使わずに電気シェーバーでムダ毛を剃りましょう。
電気シェーバーはカミソリと違って肌表面の角質層を削りにくいため、肌トラブルを起こしにくく優しい使い心地です。
電気シェーバーは、顔・体・VIOと部位別に商品が展開されているので、それぞれ揃えておくと良いでしょう。
肌とムダ毛をホットタオルなどで温める
いきなり電気シェーバーで剃るのではなく、肌とムダ毛をホットタオルなどで温めて柔らかくすると剃りやすくなります。
ホットタオルが面倒な方は、お風呂上りの体が温まっている状態で剃るのもおすすめです。
ただし、肌が濡れている状態で電気シェーバーを使うと逆に肌トラブルを起こす恐れがあるため、水分は拭き取ってから使用しましょう。
毛流れに沿って優しく剃る
自己処理の際は、毛流れに沿って優しく電気シェーバーを動かし剃りましょう。
毛流れに逆らった方が深剃りできますが、その分肌と毛穴への負担が大きくなってしまいます。
肌や毛穴にトラブルが起こると、セルフ脱毛器の光を照射できないため注意しましょう。
VIOをセルフ脱毛するときの自己処理方法は?
自己処理が難しいVIOも、必ずセルフ脱毛前にムダ毛を剃らなければなりません。
VIOの自己処理は他の部位よりも注意点が多いので、慎重に進めましょう。
最初にVIOの形やお手入れ範囲を決める
VIOの形や範囲は、自己処理する前に決めておきましょう。
毛を残さないハイジニーナを希望する方は、VIO全てのムダ毛を電気シェーバーで剃って構いません。
Vラインの形を整える方は、その形になるように電気シェーバーで整えてください。
この時点で形や範囲を迷っている方は、後から修正しやすいように大きめに残しておきましょう。
長い毛を眉バサミなどで短く切る
VIOのムダ毛は長さがあるため、電気シェーバーで剃る前に眉バサミや鼻毛バサミなど小さいハサミで短く切りましょう。
長い毛のまま電気シェーバーで剃ると、刃にムダ毛が挟まってしまったり引っ張られてしまったりして痛みを感じます。
また、剃る範囲が分からなくなる可能性もあるため、明確にするためにも短く切ってから剃りましょう。
皮膚を引っ張りながら電気シェーバーで剃る
VIOは皮膚がたるみがちなので、剃る方向と逆方向に軽く手で引っ張るようにすると剃りやすくなります。
なかなかキレイに剃れない方は、皮膚を引っ張って平らにすることを心がけるだけでも剃りやすくなるので心がけてみてください。
剃りにくい部位の自己処理の方法は?
ムダ毛を剃らないといけないのに、剃りにくい部位の自己処理方法ができずに困ってしまうケースも少なくありません。
セルフ脱毛となると、自分で全てのお手入れをしなければならない場合もあるでしょう。
剃りにくい部位の自己処理の方法を4つ紹介するので、ぜひ取り入れてみてください。
鏡を駆使する
IOラインやうなじなど、自分の目で直接見ながら自己処理するのが難しい部位は鏡を駆使しましょう。
Iラインは床に立たせてM字に脚を開脚、Oラインは床に寝かせてその上を跨ぐように座ると確認しやすいのでおすすめです。
うなじは、合わせ鏡や三面鏡を使って確認できますが、電気シェーバーを動かすときに違和感を覚える方はゆっくり作業してください。
背中専用などの電気シェーバーを使う
背中は、持ち手が長い専用の電気シェーバーを使ってみましょう。
手が届きにくい背中の中央部分なども、持ち手が長いと簡単に届くようになります。
このときも、合わせ鏡や三面鏡で背中を確認すると剃り残し対策になるので取り入れてみてください。
理容室やシェービングサロンにお願いする
うなじは、理容室やシェービングサロンで剃ってもらうのもおすすめです。
金額は理容室やシェービングサロンによって異なりますが、数千円でお手入れしてもらえます。
希望のうなじの形が決まっている方は、スタッフに伝えることを忘れないよう注意しましょう。
家族やパートナーにお願いする
鏡や専用の電気シェーバーを使っても目で確認できない部位や手の届かない部位の自己処理に不安を覚える方は、無理せず家族やパートナーに剃ってもらうのがベストです。
その際は、電気シェーバーの使い方や剃る範囲を伝えて協力してもらいましょう。
セルフ脱毛で注意したい自己処理方法
セルフ脱毛の自己処理を間違えると、肌や毛穴に負担をかけるだけではなく、効果が弱まる場合もあるため注意が必要です。
十分な効果を得るためにも、セルフ脱毛前の自己処理方法の注意点をチェックしておきましょう。
毛穴から毛がなくなる自己処理はNG!
毛穴から毛がなくなってしまうと、セルフ脱毛器の光を照射しても効果を得られません。
必ず毛穴に毛が残った状態しなければならないため、毛抜きやワックス脱毛は避けましょう。
除毛クリームは肌トラブルが起こりやすい
セルフ脱毛を始めたら、除毛クリームの使用は止めましょう。
除毛クリームは「チオグリコール酸カルシウム」というタンパク質を分解する成分がムダ毛溶かす自己処理方法です。
しかし、肌もタンパク質でできているため、炎症や赤み、痛みなどの肌トラブルを起こしやすくなります。
肌トラブルを起こしたら症状が治まるまではセルフ脱毛も休まなければならないため、除毛クリームは避けましょう。
まとめ
セルフ脱毛の効果を十分に発揮させるためだけではなく、肌トラブルから肌を守るためにも、必ずムダ毛は剃ってから照射しましょう。
現在セルフ脱毛サロンでは、肌への刺激が少ない光脱毛器を導入している店舗も多くなっています。
しかし、セルフ脱毛サロンの光脱毛器であっても、ムダ毛を剃らないで照射すると期待している効果が得られません。火傷や炎症などを起こす可能性もあります。
セルフ脱毛サロンと家庭用脱毛器、共に快適にお手入れを進めていくためにも、ムダ毛の自己処理を忘れずにしましょう。