顔や二の腕、背中などに多く生えている産毛。脚や腕、ワキのムダ毛処理は完璧でも、産毛の処理は忘れてしまっている方や油断している方も多いのではないでしょうか。
産毛も他の部位と同じように処理すると、お肌がキレイに見えたりメイクのりが良くなったりするためおすすめです。
自己処理しても、すぐに生えてきてしまう産毛には、家庭用脱毛器でのセルフ脱毛が便利!また、セルフ脱毛サロンなら、さらに効果的に産毛を脱毛できます。
今回は、産毛をセルフ脱毛する方法をくわしく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
顔などに生えているの産毛のお手入れ方法とは?
産毛は、顔や二の腕、背中、腰など意外と多くの部位に生えています。部位によっても、適している脱毛方法が異なりますが、一般的な産毛のお手入れ方法を見てみましょう。
カミソリ
ムダ毛処理の定番でもあるカミソリは、顔用や体用、背中用など部位によって適しているものを選べます。安価で手軽にムダ毛処理できるため、すでに使用している方も多いでしょう。
顔の産毛を処理する際は、顔用のカミソリが使いやすくておすすめです。鼻の下や頬、おでこ、眉間など、細かい部分もしっかり剃れるため効率良く処理できます。
二の腕など範囲の広い部位は体用、背中など手の届きにくい部位は持ち手が長い専用のカミソリを選びましょう。
剃る際は、力を入れずに優しくカミソリを動かしてください。特に、顔や二の腕は皮膚が薄くデリケートな部位なので、シェービングクリームや乳液を使って剃るのはもちろんのこと、処理後の保湿もしっかり行いましょう。
電気シェーバー
電気シェーバーにも、顔用と体用があるためお手入れする部位によって使い分けてみましょう。カミソリとは違って、お肌への刺激がほとんどなく優しく産毛を処理できます。肌表面にある産毛をカットしていくだけなので、ケガのリスクもほとんどありません。
電気シェーバーは1,000~3,000円程度で購入でき、手軽に処理できるため1つ持っておくと便利です。ポーチなどに入れておけば、外出先でも気になったときにサッと処理できます。
除毛クリーム
除毛クリームは、ムダ毛を溶かしてキレイに処理できるアイテムです。産毛に塗ったあと、5~15分程度の規定時間放置して洗い流すだけでツルツルに仕上がります。
しかし、除毛クリームは二の腕や背中、腰などの産毛には使用できますが、顔には使えない商品がほとんどです。除毛クリームの刺激により肌トラブルが起きてしまう恐れがあるため、自己判断でも顔への使用は控えましょう。
脱毛テープ
脱毛テープは、顔を含めた産毛にも使用できます。粘着ワックスのついているシートが産毛を一気に引き抜いてくれるため、ツルツルに仕上がりキレイです。
顔に使用する場合は、顔専用の脱毛テープを選びましょう。体用の脱毛テープだと、お肌への負担が大きく肌トラブルを招く恐れがあります。
脱毛テープは、産毛を引き抜くため痛みが強くなるお手入れ方法です。痛みに弱い方は、他のお手入れ方法を選んだ方が無難でしょう。
脱毛サロンやクリニックに通う
脱毛サロンやクリニックに通って、根本的な脱毛をする方法もおすすめです。カミソリや電気シェーバー、除毛クリーム、脱毛テープは、一時的に産毛をキレイにする方法となり、数日後には元に戻ってしまいます。
一方、脱毛サロンやクリニックで脱毛すれば、自己処理をしなくても産毛はほとんど目立たなくなるため手間を減らすことも可能です。
産毛は脱毛の光やレーザーが反応しにくいため、他の部位よりも脱毛完了まで時間がかかってしまうケースが多くなっています。脱毛サロンの光脱毛は10回以上、クリニックのレーザー脱毛は5回以上の照射が必要です。
他のお手入れ方法と比べると、費用も高額になり通うためにスケジュールの調整も必要になりますが、産毛をなくしたい方は脱毛がもっとも適していると言えるでしょう。
産毛は家庭用脱毛器でセルフ脱毛するとメリットが多い!
脱毛サロンやクリニックに通えないなら、家庭用脱毛器でセルフ脱毛しましょう。家庭用脱毛器による産毛のセルフ脱毛のメリットは多いので、まずはチェックしてみてください。
メリット1.お手入れ頻度が減る
家庭用脱毛器で定期的に照射を繰り返していると、徐々に産毛が抑制されていきます。そのため、カミソリなどを使ったお手入れ頻度を減らすことが可能です。
顔や二の腕は、皮膚が薄いため、自己処理による負担は大きくなります。カミソリ負けやケガ、乾燥など、産毛をキレイにしたいのに、逆に肌トラブルが目立ってしまうことも。セルフ脱毛によってお手入れ頻度が減れば、その分お肌への負担も減るためトラブルも解消されます。
メリット2.予定を立てやすい
脱毛サロンやクリニックに通うためには、前もって予約を入れる必要があります。そのため、仕事や育児などの調整をして通う日を確保しなければなりません。
しかし、予定が変わりやすい方や子どもの都合などで予定が分からない方も多いでしょう。予約の取りにくい脱毛サロンやクリニックも一定数あるため、希望どおりの日時に通えるとは限りません。
家庭用脱毛器であれば、自宅で自分の都合に合わせて脱毛できるため予定を立てやすくなります。仕事の帰宅時間が遅くなったとしても、時間さえ確保できればお手入れ可能です。子どもが寝ているときなどにもお手入れできるため、気軽に脱毛できる点は大きなメリットになります。
メリット3.脱毛費用を抑えられる
脱毛サロンやクリニックは、脱毛プランや部位などによって異なるものの高額の脱毛費用が必要になります。部分脱毛を行っていない場合、全身脱毛12回で30万円以上かかるところも少なくありません。
家庭用脱毛器の場合、機能や性能などを考慮して選んだとしても7〜10万円程度で購入できます。1台あれば、家族やパートナーと共有しても十分脱毛できるためコスパの良さも魅力的です。
産毛をセルフ脱毛する際の注意点
家庭用脱毛器を使って産毛をセルフ脱毛する際、いくつかの注意点があるので紹介します。
なお、基本的な家庭用脱毛器の使い方については、コチラを参考にしてください。
【セルフ脱毛器のやり方】基礎知識から具体的なやり方まで徹底解説!
顔に使えない家庭用脱毛器がある
家庭用脱毛器によっては、顔に使えない商品があるため注意しましょう。取扱説明書や公式サイトなどを確認して、使用できる部位を事前に確認してから顔に使用してください。
顔への使用を禁止しているにもかかわらず照射してしまうと、火傷や炎症といった肌トラブルなどを起こしてしまう恐れがあり危険です。より安全に使用するためにも、使用できる部位のみのお手入れを心がけましょう。
脇や脚などに比べて時間がかかる
家庭用脱毛器の光は、メラニン色素に反応して熱エネルギーに変わります。その熱エネルギーにより、ダメージを与える仕組みです。そのため、毛の色がハッキリしている脇や脚などは脱毛効果が出やすくなります。
一方、産毛は毛の色が薄いため光の反応が弱くなりがちです。照射レベルを高めても、思ったような脱毛効果が出ない場合もあるでしょう。ただし、産毛に関しては脱毛サロンでも同じように反応が弱くなるので、家庭用脱毛器が原因ではありません。産毛の脱毛は、根気よく継続することがとても大切です。
効果が分かりにくい
元々目立ちにくい産毛は、脱毛効果が分かりにくいかもしれません。少しずつ減っていたり毛が細くなっていたりしていても、パッと見では変化を比べることができないケースが多いでしょう。
顔に関しては、メイクのりが良くなる・お肌のトーンが上がるなどの変化があります。産毛の大きな変化を感じられなくても、照射を続けることで効果を実感できる瞬間が来るはずです。
産毛の脱毛効果を上げたいならセルフ脱毛サロンに注目!
家庭用脱毛器の効果がイマイチだと感じる場合は、セルフ脱毛サロンを検討してみましょう。セルフ脱毛サロンでは、光脱毛であるHHR脱毛もしくはSHR脱毛の業務用脱毛機器を使って自分で施術を行えます。
HHR脱毛とSHR脱毛は、発毛の司令塔であるバルジ領域にアプローチする脱毛方法です。
従来の光脱毛とは異なり、メラニン色素が薄い産毛にもしっかりアプローチできるため効果的です。
さらに1週間~10日間に1回の頻度で照射できるため、早く脱毛完了する方もいます。脱毛完了の目安回数である12回程度の照射を繰り返しても、1週間おきなら3カ月程度で完了です。
セルフ脱毛サロンは、月額5,000円程度で通い放題といったリーズナブルな点や24時間営業なども嬉しいポイントとなります。時間単位での予約も可能なので、顔だけ脱毛したい方は10分間だけの利用なども可能です。
HHR脱毛とSHR脱毛は、痛みも少なくお肌にも負担をかけないため、家庭用脱毛器に不安を感じる方も検討してみましょう。
産毛処理はお肌に優しい脱毛方法を選ぼう!
産毛処理の方法はいくつもありますが、肌トラブルや痛みが心配なお手入れ方法も多いため注意が必要です。特に産毛が気になる顔のお手入れは、ケガや肌荒れを避けるために優しいお手入れ方法を選びましょう。
脱毛サロンやクリニックで、プロによる脱毛を受けられれば安心ですが、通うのが難しい場合は家庭用脱毛器やセルフ脱毛サロンを活用してみてください。
カミソリなどと比較しても、お肌に負担をかけず産毛処理が可能です。もちろん、顔だけでなく二の腕や背中などの産毛もお手入れできます。
お肌に優しい脱毛方法で、産毛をキレイに処理しましょう!