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セルフ脱毛は毎日行うのはNG!効果的な使用頻度やポイントを解説

「早くムダ毛を減らしたいから毎日セルフ脱毛しよう!」

「毎日家庭用脱毛器でケアすれば早く脱毛終わらせることができるのでは?」

家庭用脱毛器は、自宅で手軽に脱毛できるため、定期的にムダ毛ケアを行うのに便利なアイテムです。なかには、毎日使って早く脱毛を終わらせようと考える方もいるかもしれません。

しかし、毎日セルフ脱毛を行っても脱毛効果に変化はありません。それどころか、肌トラブルを起こしたり無駄打ちになったりなど、デメリットが多いため注意が必要です。

今回は、セルフ脱毛を毎日行ったときの症状や適切な頻度などを解説します。

セルフ脱毛を毎日行うのはデメリットしかありません

「毎日セルフ脱毛を行えば、早くムダ毛がなくなるはず」と考えている方は、意外と少なくありません。特に、自宅でセルフ脱毛できる家庭用脱毛器は毎日使いやすいため注意が必要です。

安易に毎日のように家庭用脱毛器を使ってしまうと、後悔する可能性が高まります。

どのようなリスクやデメリットがあるか見ていきましょう。

脱毛効果は変わらない

結論からいうと、毎日のように家庭用脱毛器でセルフ脱毛しても脱毛効果が変わりません。まず、脱毛効果を得られるのは肌表面に見えているムダ毛のうち、成長期の毛のみです。成長期とは、毛周期と呼ばれる毛の生まれ変わりサイクルの期間のなかの1つのことを指しています。

そして、脱毛効果を得るためには毛乳頭と呼ばれる、毛の元になる毛母細胞に栄養を送る働きをしている部分にダメージを与える必要があります

家庭用脱毛器は、メラニン色素に反応して光が熱エネルギーに変化する仕組みとなっています。

成長期の毛は、メラニン色素が最も濃く毛根と毛乳頭が密着しているため、しっかり熱ダメージを与えることが可能です。

一方で、退行期は抜けるのを待っている期間であり、休止期は完全に毛穴から抜けてしまった状態であるため脱毛効果は得られません。

この毛周期は、2~8週間程度かけて繰り返しているため、毎日のように成長期の毛が生えることはないと考えましょう。つまり、毎日セルフ脱毛しても脱毛効果が早まるような効果は期待できません。

無駄打ちになる

家庭用脱毛器を毎日のように使っても脱毛効果は変わらないため、光の無駄打ちになり非効率です。家庭用脱毛器は製品によって異なりますが、照射できる上限回数が決まっているため、無駄打ちするとその分使用できる回数が少なくなります。

効率的に無駄なくセルフ脱毛を進めたいと考えたときに、無駄打ちは大きなデメリットになるため避けましょう。

肌トラブルのリスクが高まる

家庭用脱毛器はムダ毛のメラニン色素に反応して熱ダメージを与えるため、肌にも負担がかかってしまっているのが実情です。

毎日のように照射を続けると、火傷やヒリヒリした痛み、乾燥などの肌トラブルのリスクが高まります

症状が悪化すると、傷跡のように残ってしまう場合もあるため、キレイは肌から遠のいてしまうでしょう。

施術部位を変えるなら毎日でもOK!

例外として、施術部位を変えるのであれば家庭用脱毛を毎日使用しても問題ありません。

例えば、1日目はひざ下、2日目はひじ下と脇などであれば、無駄打ちや肌トラブルのリスクなく毎日使用できます

仕事や育児などで細切れでしかお手入れできない方などは、毎日少しずつ部位を変えてお手入れを進めていくとよいでしょう。

セルフ脱毛を行う頻度の目安

ここからは、具体的なセルフ脱毛を行う頻度の目安についてご紹介します。大前提として、セルフ脱毛は以下の2つからニーズに合う方法を選びましょう。

  • 家庭用脱毛器
  • セルフ脱毛サロン

どちらも、12回以上の施術回数を重ねると自己処理の頻度が減りほとんどムダ毛が生えにくくなります

ただし、脱毛効果には個人差があり、毛量や毛質、部位によっては18~24回程度の施術回数が必要になる場合も少なくありません。

家庭用脱毛器

家庭用脱毛器は、製品によって適切な使用頻度が異なります。そのため、まずは購入した家庭用の取扱説明書を確認しましょう。基本的には記載されている使用頻度を守って使うことをおすすめします。

具体的な頻度としては、1週間や2週間に1回程度の使用を目安にしている製品が多く、なかには2日に1回の頻度を推奨している製品もあります。

このように使用頻度が違うのは、家庭用脱毛器によって照射出力が異なることが理由の1つです。照射出力が低い製品は、短い頻度で使用しなければ脱毛効果が出にくいと言えるでしょう。

セルフ脱毛サロン

セルフ脱毛サロンは、業務用の光脱毛器を自分で操作して施術する新しいスタイルの脱毛サロンです。業務用の光脱毛器であるため、家庭用脱毛器よりも照射出力が高いため、脱毛効果を実感しやすいところがメリット。

照射出力は高いですが、SHR方式やHHR方式といった毛乳頭ではなくバルジ領域という発毛の司令塔へダメージを耐える肌への刺激が少ない脱毛器となります。

引用元:セルフ脱毛サロン・ハイジ公式サイト

バルジ領域にダメージを与える際は、メラニン色素や毛周期に関係なく照射できます。そのため、1週間~10日に1回のペースで照射すると効率良く脱毛を進めていけるでしょう。

ただし、セルフ脱毛サロンの店舗によって推奨している頻度が異なるため、公式サイトなどをチェックしてみてください。

セルフ脱毛の効果が現れるのはどのくらい?

大前提として、セルフ脱毛をはじめ脱毛サロンやクリニックでの施術においても脱毛は個人差があることを理解しておきましょう。

人それぞれ毛量や毛質、肌質、毛周期などが異なるため、同じタイミングで始めた方と全く同じ時期に脱毛完了するケースはほとんどありません。

これを踏まえたうえで、一般的なセルフ脱毛の効果が現れる期間は約3ヵ月以降となっています。

2週間に1回のペースで3ヵ月照射すると、約6回程度のお手入れ回数となり、脱毛完了の目安回数である12回の半分になるため、自己処理が楽になるなどの変化を実感できるでしょう。

脱毛は、どのような方法であっても1回の照射だけでは終わらせることはできません。とはいえ、施術回数を重ねていくごとに少しずつ脱毛効果が現れてくるため、コツコツと継続していきましょう。

セルフ脱毛を効果的に進めていくポイント

最後に、セルフ脱毛を効果的に進めていくポイントをご紹介します。個人差のあるセルフ脱毛ですが、毎日照射するのではなくポイントを押さえて進めていく方が効果的です。

今回ご紹介するポイントは、セルフ脱毛だけでなく脱毛全般に共通していることなので参考にしてみてください。

毛周期に合わせて照射する

これは脱毛器の種類によりますが、基本的には毛周期に合わせて照射するのが効果的です。特に、家庭用脱毛器は毛乳頭にアプローチするIPL方式がほとんどなので、成長期の毛にしか効果を発揮できません。

しかし、毛周期はプロでも正確に見抜くことはできないため、毛が生えそろうタイミングを見計らって1~2週間程度空けてから照射すると良いでしょう。

なお、先ほどお伝えしたとおり2日に1回のペースで使用できる家庭用脱毛器もあるため、取扱説明書を確認してください。

徐々にセルフ脱毛の頻度を少なくする

セルフ脱毛の頻度は、徐々に少なくしていきましょう。これは、照射回数を重ねるとムダ毛が抑制されてくるためです。毛穴にムダ毛がないときに照射しても、ダメージを与えることはできません。

ムダ毛が多く生えてくるまで、使用するのを控えると無駄打ちにもならず肌にも余計な刺激を与えることなく脱毛できます。

1~2週間に1回だったのが1ヶ月に1回、2ヶ月に1回、半年に1回と変化していくのは当然の流れだと認識しておきましょう。

紫外線対策を忘れずに行う

脱毛期間中は、紫外線対策を忘れずに行いましょう。日焼けした肌は、刺激を受けやすいデリケートな状態です。そのため、脱毛の光で火傷や炎症、痛みなどを起こす恐れがあります。

また、刺激を抑えるために照射レベルを低くする必要もあるため脱毛効果が通常時よりも劣ってしまうため効率的ではありません。

効果的な脱毛を続けるためにも、日焼け止めクリームや日傘、帽子、UV加工されている衣類などを利用して、日頃から紫外線対策を行いましょう。

アフターケアを行う

脱毛後の肌は、光の刺激により乾燥しやすくデリケートです。何もせずに放置してしまうと、乾燥やかゆみ、ヒリヒリした痛みなどを起こしやすくなるため、必ずアフターケアを行いましょう。

アフターケアは、最初にタオルで包んだ保冷剤で、肌のほてりや痛みを鎮静させます。その後、ボディローションとボディクリームなどを使って水分と油分を補い保湿してください。

まとめ

セルフ脱毛は、毎日やっても特にメリットはありません。むしろ、肌へのダメージや脱毛器の無駄打ちなどのデメリットの方が多いため避けましょう。

脱毛器にもよりますが、家庭用脱毛器やセルフ脱毛サロン共に1~2週間に1回程度のペースで照射すれば十分に効果を発揮できます。

具体的な周期は、取扱説明書や公式サイトなどを見て確認しておきましょう。