「早くセルフ脱毛を終わらせたいからセルフ脱毛器を毎日使いたい！」
「毎日セルフ脱毛器でお手入れした方が効果的なのかな？」
セルフ脱毛器を毎日使ってお手入れすれば、早くムダ毛ケアが終わると考えている方はいませんか？
実際に毎日セルフ脱毛器を使ったとしても、ムダ毛への効果に変化はありません。
むしろ、肌への負担が大きくなるため、思わぬトラブルを起こしてしまう場合もあり注意が必要です。
そこで今回は、セルフ脱毛器をどのくらいの頻度で使えば効果的なのか、効果を実感できるタイミングや効果が出にくい部位などを解説します。
セルフ脱毛器は毎日使うのはNG！その理由は？
結論から言うと、セルフ脱毛器を毎日使うのは避けるべきです。
セルフ脱毛器を毎日使わない方が良い理由として、以下の3つのことが挙げられます。
- 毎日使っても効果は変わらないから
- 無駄打ちになるから
- 肌トラブルを起こしやすくなるから
このように、毎日セルフ脱毛器を使ってもほとんどメリットはありません。
それぞれ詳しく解説するので、順番に見ていきましょう。
毎日使っても効果は変わらないから
セルフ脱毛器を毎日同じ部位に使ったとしても、毛の成長を抑制する効果の変化はありません。
基本的に、セルフ脱毛器は下記の毛周期と呼ばれる毛の生え変わりサイクルに沿って照射します。
【毛周期】
セルフ脱毛器の光が反応して抑毛効果を得られるのは、成長期の毛のみです。
成長期の毛は、目に見える毛のうち20％程度しかないと言われています。
さらに、毛周期は2週間～2カ月程度のサイクルを繰り返しているため、毎日のように新しい成長期の毛が多く生えてくるものではありません。
そのため、毎日セルフ脱毛器を使って照射しても抑毛効果は変わらないのです。
無駄打ちになるから
セルフ脱毛器のなかでも、自宅でお手入れできる家庭用脱毛器は、30万発など照射回数の上限が決まっています。回数無制限で、永遠に照射できるものではありません。
毎日照射すると、効果は変わらないにもかかわらず、照射できる回数がどんどん無駄に減っていくことになります。
無駄打ちが増えれば、その分家庭用脱毛器が寿命を迎えるのも早くなり十分に効果を得られないまま使えなくなるケースもあるでしょう。
無駄打ちはセルフ脱毛器の費用を無駄にしていることにもなるため、毎日のように照射するのは避けてください。
肌トラブルを起こしやすくなるから
毎日セルフ脱毛器を使うと、肌への負担が大きくなり肌トラブルを起こしやすくなります。
セルフ脱毛による肌トラブルは、火傷や炎症、赤み、痛み、毛嚢炎、乾燥、かゆみなどが挙げられ、症状によっては皮膚科の受診が必要になるケースもあり注意が必要です。
このような肌トラブルが起きた場合、症状の出ている部位を避けて照射することになるため、結果的に効果が出るまで遅くなります。
肌トラブルによっては、色素沈着など肌に痕として残ってしまう場合もあるため、セルフ脱毛器の使用頻度には注意しなければなりません。
セルフ脱毛器を使う適切な頻度
セルフ脱毛器を使うときは、毎日ではなく適切な頻度を守ることが大切です。
基本的には毛周期に合わせることを意識して、一定期間空けて照射します。
そのため、セルフ脱毛サロンと家庭用脱毛器どちらも1～2週間に1回程度の頻度で照射することがほとんどです。
ただし、セルフ脱毛サロンが導入している光脱毛器の種類や家庭用脱毛器の製品によっては多少頻度が異なることもめずらしくありません。
例えばセルフ脱毛サロンハイジの場合は、1週間～10日に1回の間隔で照射OKとなっています。
それぞれ出力や脱毛方式などによって異なるため、公式サイトや取扱説明書などを確認して従いましょう。
ムダ毛の成長に合わせて頻度を変える
セルフ脱毛が進むと、ムダ毛の成長が遅くなるため1～2週間経過してもなかなか生えてこなくなります。
ムダ毛のない状態でセルフ脱毛器の光を照射しても、抑毛効果は得られません。
1カ月や2カ月、半年など、ある程度ムダ毛が生え揃うまで照射せずに待ちましょう。
部位を変えれば毎日使ってもOK！
セルフ脱毛器は、部位を変えれば毎日使っても問題ありません。
例えば、1日目はワキ、2日目はVIO、3日目は腕と脚など、部位を細かく分けて照射すればOKです。
1日のうち10分程度しかセルフ脱毛器を扱える時間がない方などは、部位を毎日分けてお手入れを進めてみましょう。
セルフ脱毛器の効果が実感できるタイミング
セルフ脱毛器の効果が実感できるタイミングは、セルフ脱毛サロンと家庭用脱毛器で異なります。
それぞれどのくらいの照射回数で抑毛効果を実感できるのか見てみましょう。
セルフ脱毛サロンは4～5回目から実感できる◎
セルフ脱毛サロンの場合は、照射回数4～5回目から徐々に抑毛効果を実感できる方が増えてきます。
業務用の光脱毛器を使用してセルフ脱毛できるため、通常の脱毛サロンと同等の効果が期待できるでしょう。
12回以上照射を繰り返すと、自己処理をしなくてもほとんどムダ毛は目立たなくなります。
ただし、抑毛効果には個人差があるため、同じタイミングで始めた方と効果の現れ方などが異なる場合もあると理解しておきましょう。
家庭用脱毛器は製品によって異なるため要確認！
家庭用脱毛器は製品によって性能が異なるため、セルフ脱毛サロンよりも多くの照射回数が必要な場合もあります。
家庭用脱毛器によっては出力が低い場合があり、効果を実感できるまで10回以上照射するケースもあるでしょう。
購入する際は、20ジュール前後の家庭用脱毛器を目安に公式サイトなどで確認してみてください。
セルフ脱毛の効果を実感しにくい部位もある
セルフ脱毛器を毎日使わず、適切な頻度を守って照射を繰り返しても、以下の3つの部位はなかなか効果が実感できない場合もあります。
- VIO
- ヒゲ
- ワキ
- 顔
VIOやヒゲ、ワキは毛量が多く毛も太いため、効果を実感するまで多くの照射回数が必要になります。
特に、VIOとヒゲは強い痛みを感じる部位であるため、照射レベルを低く調整することになり効果を実感しにくくなるのが実情です。
そのため、他の部位は満足できる効果を得られたのに、VIOやヒゲ、ワキはまだ毛が生えているといったケースはめずらしくありません。
逆に、顔のムダ毛は目立たない産毛が多く生えています。
産毛のような色素の薄い毛はセルフ脱毛器の光が反応しにくいため、効果が出るまで時間がかかってしまいがちです。
このような理由から、VIO・ヒゲ・ワキ・顔は他の部位よりも満足できるまで時間がかかってしまうと理解しておきましょう。
まとめ
セルフ脱毛器を毎日使っても、抑毛効果に大きな変化はありません。
むしろ、家庭用脱毛器が照射できる回数を無駄に減らしてしまったり肌トラブルを起こしてしまったりなど、デメリットが多いため避けましょう。
効果的にセルフ脱毛を進めるためには、適切な照射頻度を守ってお手入れを進めていくことが大切です。
セルフ脱毛サロンと家庭用脱毛器、どちらも1～2週間に1回程度の頻度が適切とされています。
また、セルフ脱毛サロンは業務用の光脱毛器でお手入れできるため、家庭用脱毛器より早めに抑毛効果を実感しやすいのが魅力的です。
1日でも早くセルフ脱毛を終わらせたい方は、家庭用脱毛器を購入する前にセルフ脱毛サロンのお試し体験プランを利用してみてくださいね。