「きちんとスキンケアしているのに肌トラブルが起きやすい…」
「顏のくすみが気になる」
「メイクのりが悪い…!」
顏のセルフ脱毛は、このような悩みを解消へと導きます。皮脂汚れや毛穴の黒ずみ、ニキビなどは、顏に生えているムダ毛である産毛が原因のひとつです。顏のくすみやメイクのりの悪さなども産毛がなくなると改善されるでしょう。
ただし、顏のセルフ脱毛を家庭用脱毛器で行う場合、選び方ややり方など注意してほしいポイントがいくつかあります。
今回は、顏のセルフ脱毛のメリットからやり方、注意点などをご紹介するので参考にしてみてください。
顏のセルフ脱毛の4つのメリット
顏のセルフ脱毛とは、家庭用脱毛器やセルフ脱毛サロンを利用してムダ毛の抑毛や減毛を目指すものです。
家庭用脱毛器は、脱毛サロンで使っている業務用光脱毛器を家庭用に調整したもので、数多くの商品が販売されています。セルフ脱毛サロンは、自分自身で業務用光脱毛器を使って施術する新しいスタイルの脱毛サロンです。
これらを利用して顏のセルフ脱毛をすると、魅力的なメリットを実感できます。今回は、主に挙げられる4つのメリットを見ていきましょう。
メリット1.肌トラブルが起きにくくなる
顏のムダ毛である産毛を、カミソリで処理している方はニキビやかゆみ、炎症など肌トラブルが起きやすい傾向にあります。セルフ脱毛でムダ毛が減ってくると、カミソリを使って処理する頻度が少なくなり、肌トラブルも起きにくくなるでしょう。
また、ムダ毛により余分な皮脂や汗、汚れなどが肌表面に残っていると、ニキビや毛穴の黒ずみなどの原因です。ムダ毛が生えてこなくなると、余分な皮脂や汚れなどは洗顔によりキレイに除去できるため、清潔な状態を保ちやすくなり肌トラブルのリスク軽減が期待できます。
メリット2.メイクのりが良くなる
ファンデーションやアイシャドウ、チークなど、顏の産毛による凹凸でしっかり密着していない方が少なくありません。顏のセルフ脱毛をすれば、産毛がなくなりファンデーションなども肌にしっかり密着します。
メイクが崩れやすい方は、顏のセルフ脱毛により改善が期待できるでしょう。
メリット3.スキンケア化粧品が浸透しやすくなる
メイクと同様、化粧水や乳液なども産毛が邪魔して浸透しにくくなっている可能性があります。乾燥などが気になる方は、顏のセルフ脱毛によりスキンケア化粧品の効果が高まるでしょう。
メリット4.顔色がワントーン明るく見える
顏のセルフ脱毛後は、産毛がなくなり顏色がワントーン明るく見えます。顏が産毛に覆われていると、顔色がくすんで見えてしまう原因になるためです。
特に、鼻の下など産毛が密集している部分はくすんでしまうため注意しましょう。
顏に使う家庭用脱毛器の選び方
顏は、全身のなかでも皮膚が薄くデリケートな場所なので、安易に家庭用脱毛器を選ぶと後悔する場合もあるため注意しましょう。
ここからは、具体的に顏に使う家庭用脱毛器の選び方をご紹介します。
公式サイトなどで顏に使用できるか確認する
大前提として、家庭用脱毛器を顏に使用できるか公式サイトで必ず確認しましょう。すでに手元にある場合は、取扱説明書にも記載されているので改めて確認してください。
家庭用脱毛器のなかには、顏やVIOなどデリケートな部位は使用不可としているものもあります。
使用可能としている場合も、以下のように範囲が決まっているものも少なくありません。
- 顔全体に照射OK
- 顏目から下のみ照射OK
- 鼻から下のみ照射OK
顏全体に照射したい方は、使用できる範囲もチェックしておきましょう。なお、使用不可の部位に照射すると肌トラブルなどのリスクが高まるため避けてくださいね。
顔用カートリッジに交換できるもの
家庭用脱毛器によっては、部位ごとに照射するカートリッジを交換できるタイプもあります。もちろん、顏用のカートリッジに交換できるタイプもあり、照射出力や照射のしやすさなどを考えると使いやすいでしょう。
美顔機能付きだと肌質改善にも◎
顏に家庭用脱毛器を使うなら、美顔機能付きがオススメです。エステなどで受けられるフォトフェイシャルと同じような効果を得られます。
シミやニキビ跡の改善や肌のキメが整うなど、うれしい効果が期待できるでしょう。
なお、美顔機能だけでは脱毛効果は得られません。脱毛を目的とするのではなく、普段のスキンケアに加えて、美顔機能を使用すると認識しておきましょう。
顏のセルフ脱毛のやり方と期間
顏のセルフ脱毛のやり方と脱毛効果が出るまでの期間をご紹介します。セルフ脱毛は、いきなり照射すると火傷や炎症などを起こす恐れがあるため、しっかり準備してからお手入れしましょう。
基本的な顏のセルフ脱毛のやり方
セルフ脱毛の方法は、以下の4STEPが基本となります。
STEP1.メイクや日焼け止めは落とす
STEP2.ムダ毛を自己処理しておく
STEP3.保冷剤で冷やして照射を繰り返す
STEP4.アフターケアをする
メイクや日焼け止めは、脱毛効果が半減してしまうため照射前に落としておきましょう。クレンジングと洗顔のWクレンジングでしっかり落としてください。
ムダ毛が顏に残っている状態で照射すると、熱が肌表面にこもってしまい火傷や炎症などを起こす恐れがあります。
さらに熱が毛根に届きにくくなるため、事前にしっかり処理しておきましょう。なお、自己処理は電気シェーバーを使うと肌に負担がかからないのでオススメです。
照射するときは、清潔なタオルで巻いた保冷剤を使ってしっかり肌を冷やしましょう。照射時の痛みや熱さ、刺激を和らげる効果があります。
全ての照射を終えたら、保冷剤で肌を冷やして鎮静させましょう。ヒリヒリした痛みや火照りなどが和らいだら、化粧水と乳液で保湿して完了です。
脱毛完了までの期間
顏のセルフ脱毛は、他の部位よりも時間がかかることが多くなっています。産毛は色素が薄いため、光の反応はワキやひざ下のような太い毛と比べると弱まるためです。
2週間~8週間に1回の程度のペースで12回以上の照射回数が必要となります。最短でも半年以上は、顏のセルフ脱毛を続けましょう。
照射回数を重ねると、徐々に毛量は減っていきます。個人差もありますが、早い方だと4~6回程度の照射回数で毛量に変化が見られるでしょう。
顏のセルフ脱毛に関する注意点
最後に、顏のセルフ脱毛に関する注意点を4つご紹介します。顏はデリケートな部分なので、安全に考慮したお手入れを心がけましょう。
毎日照射しない
早く脱毛を終わらせたいからといって、毎日照射するのは危険です。脱毛は、毛の成長サイクルに合わせて照射する必要があります。
毎日照射しても脱毛効果に変化はなく、逆に肌への負担が大きく火傷や炎症、乾燥、ヒリヒリした痛みなどを起こす恐れがあるため避けましょう。
適切な照射レベルに調節する
照射レベルは、肌と毛の色に合わせて適切に調整しましょう。無理に高い照射レベルでお手入れすると、火傷や炎症などの原因になります。
家庭用脱毛器によっては、自動で適切な照射レベルに調整する機能が付いているものもあるので、不安な方は活用してみてください。
ほくろやニキビなどは避ける
ほくろやニキビに照射すると、火傷や症状の悪化などの原因になります。ほくろなど、色の濃い部分は保護シールを貼るなどして光が当らないように注意しましょう。
目に照射しないように注意する
目に光を直接照射してしまうと、視力などに影響を及ぼす恐れがあり危険です。おでこや目頬に照射する際は、目を保護する専用のゴーグルを付けるなどして対策しましょう。
肌が弱い方はセルフ脱毛サロンも検討してみて
敏感肌や肌が弱い方は、セルフ脱毛サロンの業務用光脱毛器も検討してみましょう。業務用ですが、肌への刺激が少ないSHR方式もしくはHHR方式の脱毛器を導入しているサロンがほとんどです。
これらの脱毛器は、バルジ領域と呼ばれる発毛の司令塔をターゲットにしています。
引用元:https://self-datsumou.com/machine/
従来の脱毛方法よりも低温でダメージを与えることができるため、肌への負担も少なくなっています。
家庭用脱毛器に不安を覚える方は、肌に優しい脱毛器が導入されているセルフ脱毛サロンでお手入れすると良いでしょう。
まとめ
顏のセルフ脱毛は、肌トラブルの改善やスキンケア化粧品の浸透を高めるなど、うれしいメリットが多いためオススメです。特に顏のくすみが気になる方は、セルフ脱毛で産毛がなくなるだけで肌の色がワントーン明るく感じるでしょう。
家庭用脱毛器によっては、顏への使用ができないものや使用範囲が決まっているものがあります。安全性に考慮して使用するためにも、公式サイトや取扱説明書を確認して希望範囲の脱毛ができるものを選びましょう。
肌が弱い方や敏感肌の方は、低刺激の脱毛ができるセルフ脱毛サロンを検討してみてください。