「顔のセルフ脱毛のやり方は難しい?」
「素肌に自信がないからセルフ脱毛で顔のムダ毛ケアをしたい」
顔のセルフ脱毛は、やり方を覚えてしまえば特に難しくありません。家庭用脱毛器とセルフ脱毛サロンの脱毛器によって、操作方法は異なりますが基本的なやり方は同じです。
ただし、脱毛器の光が目に影響を与えるため、使用範囲や注意点など守るべき項目は確認しておかなければなりません。
今回は、顔のセルフ脱毛のやり方やメリット、注意点などを解説します。
顔のセルフ脱毛はどこまでできる?
家庭用脱毛器やセルフ脱毛サロンを利用して行うセルフ脱毛は、顔への使用を許可している脱毛器であれば問題なく脱毛できます。しかし、脱毛器によって使用できる範囲が異なるため事前に確認しましょう。
例えば、セルフ脱毛サロンハイジの場合は以下のように定められています。
引用元:セルフ脱毛サロンハイジ公式サイトより
このように、顔に使用できる範囲は、鼻から下のみとなっています。
実は、鼻から下のみを使用可能範囲としている家庭用脱毛器やセルフ脱毛サロンは少なくありません。これは、目元に近い部分への照射を避けるためです。
光脱毛器の光はとても強いため、残像が残ったり痛みを感じたりする恐れがあります。時間が経つと共に症状は収まればよいですが、目には悪影響でしかありません。
脱毛サロンやクリニックにおいても、おでこや眉間などへの施術を行っていない店舗もあるほどです。自分で施術するセルフ脱毛であれば、なおさら使用する範囲は守るべきだと認識して決められた範囲内でお手入れしましょう。
顔のセルフ脱毛のやり方
家庭用脱毛器やセルフ脱毛サロンで、顔のセルフ脱毛を行うときのやり方を解説します。細かい部分は、使用する脱毛器の取扱説明書などを確認して従いましょう。
1.ムダ毛の自己処理をする
脱毛する前に、顔のムダ毛である産毛を自己処理しましょう。自己処理には、カミソリではなく顔用の電気シェーバーを使います。
カミソリと違って、肌に刃が直接当たらないため、ケガやカミソリ負けなどの肌トラブルのリスクを大幅に軽減できるからです。
頬を剃るときは、頬骨に近い部分は内側から外側へ、他は上から下へ向かって剃りましょう。鼻の下やあごも上から下へ向けて剃ります。口角付近は、外側から内側へと電気シェーバーを動かしましょう。
剃る際は、皮膚を伸ばすように動かす方向と逆に手で軽く引っ張ると剃りやすくなります。
2.脱毛器の照射レベルを合わせる
自己処理を終えたら、脱毛器の照射レベルを調整しましょう。電源を入れて、取扱説明書やセルフ脱毛サロンのマニュアルに沿って照射レベルを合わせます。
家庭用脱毛器によっては、肌の色を自動で認識してレベル調整してくれる機能が付いている場合もあるので確認しましょう。合わせ方がよくわからない場合は、低めの照射レベルに合わせて徐々に上げていき、我慢できる程度の強さで照射していきましょう。
3.照射する
照射レベルを合わせたら、いよいよ顔へ光を照射していきます。照射する際は、光の刺激から守るために目の保護ゴーグルを着用しましょう。
ゴーグルを着用したら、照射口をしっかり肌に密着させてください。密着させたら、照射ボタンを押して満遍なく光を当てていきます。照射漏れがないように、鏡で確認しながら脱毛器を動かしましょう。
なお、家庭用脱毛器は照射前にタオルで包んだ保冷剤で冷やす製品もあるため確認してください。冷却機能がついている場合は、省いても構いません。
また、セルフ脱毛サロンの脱毛器は、照射前に肌を保護するジェルを塗る必要がある場合があるため、各店舗のマニュアルに従いましょう。
4.アフターケアをする
照射を終えたら、アフターケアを必ず行います。脱毛器の光によって、肌は火照っており乾燥しやすくなっているだけなくとても敏感な状態です。
アフターケアをせずに放置していると、肌の水分はどんどん蒸発して失われて乾燥が進みます。痛みやかゆみ、皮むけなどの肌トラブルの原因にもなるため、必ずアフターケアを行いましょう。
まずは、タオルで包んだ保冷剤で肌を冷やし鎮静させます。ほてりやヒリヒリした感覚が落ち着いたら、化粧水と乳液で保湿しましょう。アフターケアで使用する化粧品は、敏感肌用などの低刺激タイプがおすすめです。摩擦を避けて手のひらで押さえるようにして馴染ませましょう。
顔をセルフ脱毛するメリット
脱毛サロンやクリニックを利用せずに、自宅やセルフ脱毛サロンで顔のセルフ脱毛をする理由はさまざまです。あえてセルフ脱毛を選ぶ理由はセルフ脱毛ならではのメリットがあるから。
今回は、主に挙げられるセルフ脱毛のメリットを見てみましょう。
なお、顔脱毛で得られるメリットは多く、肌トラブルのリスクが軽減されたりメイクのりが良くなったりなど、うれしい変化を得られます。
くわしくは、コチラのページにまとめているので併せてご覧ください。
自分の都合に合わせて脱毛できる
脱毛サロンやクリニックで顔脱毛する場合、避けられないのが事前の予約です。仕事や育児をしている方など、自分の都合で外に出ることが難しい場合なかなか予約を取れないこともあるでしょう。また、希望している日時に必ず空きがあるとは限りません。
一方、自宅で脱毛できる家庭用脱毛器であれば、自分の都合に合わせて自由に顔脱毛できます。お休みの日や、寝る前、子どもが寝ている時、学校に行っているときなど、脱毛の時間が取れるときにササっとお手入れできるのはうれしいポイントです。
セルフ脱毛サロンは予約が必要であるものの、24時間営業の店舗が多いため通常の脱毛サロンやクリニックよりも予定を立てやすいでしょう。仕事帰りやランチや買い物のついでに立ち寄れる方にピッタリです。
素肌に自信がなくても誰にも見られない
セルフ脱毛は全て自分で行うため、脱毛サロンやクリニックのように素肌をスタッフなどに見られることはありません。セルフ脱毛サロンにおいても、完全無人の個室スタイルで営業している店舗も多く、入室から退室まで誰にも会わずに帰宅できます。
肌荒れやニキビ跡など、普段メイクでカバーしている部分を見られるのが恥ずかしい方も、セルフ脱毛なら気兼ねなくムダ毛ケアができるのでおすすめです。
低コストで顔脱毛できる
顔のみの施術を希望する場合、部分脱毛のコースがある脱毛サロンやクリニックを選ぶのが一般的です。顔脱毛の相場は10~15万円程度となっており、さらに通う回数やプランによって前後します。
一方、家庭用脱毛器は2~8万円程度で購入できる製品が多く、予算に合わせて購入できます。セルフ脱毛サロンは月額5000円などの定額制を利用できるため、高額ローンを組まずに脱毛できて安心です。
家庭用脱毛器とセルフ脱毛サロンは、施術部位を自由に決められるため、顔以外にも脇や脚、腕なども施術できる点もポイント。顔のみの施術で10万円以上かかってしまう脱毛サロンやクリニックと比べると、非常に低コストだと言えるでしょう。
顔をセルフ脱毛するときの注意点
顔をセルフ脱毛する際は、いくつかの注意すべきポイントがあります。安全にキレイに顔のセルフ脱毛を進めるためにも、内容を確認しておきましょう。
目の保護ゴーグルを使用する
冒頭でも触れたように、光脱毛器の光は非常に眩しく目へ大きな影響を与えてしまいます。そのため、家庭用脱毛器とセルフ脱毛サロン共に、目を保護するゴーグルを使用しましょう。
家庭用脱毛器は付属品としてついていることが多く、セルフ脱毛サロンでは施術室に置かれています。さらに、直接光を見ないように注意して目を守りながら施術しましょう。
保護ゴーグルやサングラスに関しては、コチラのページにまとめているので併せてご覧ください。
髪の毛に照射しないように注意する
髪の毛に光が当たると反応してしまうことがあり、火傷や強い痛みの原因になります。トラブルを防ぐために、あらかじめ髪の毛をまとめておくなどして対策しましょう。
特に、もみあげ部分は産毛も多くギリギリまで照射したい方は注意が必要です。バラバラと落ちてしまうようであれば、ヘアピンでまとめるなどの工夫をしてみましょう。
ほくろやニキビは避けて照射する
ほくろやニキビに光が当たると、髪の毛と同じく火傷や強い痛みの原因になります。また、ニキビは悪化してしまったりニキビ跡になったりするリスクもあるため、避けて照射しなければなりません。
ほくろやニキビには、保護シールを貼ってから照射しましょう。セルフ脱毛サロンには、備え付けとして保護シールを用意している店舗もあるため確認してみてください。家庭用脱毛器の場合は、100均などで売ってる白い丸いシールや絆創膏、コンシーラーなどで保護しましょう。
まとめ
顔のセルフ脱毛は、使用できる範囲を守って行えば特にやり方は難しくありません。
素肌を見られたくない方や、脱毛に通う時間がない方、予算が少ない方などは、家庭用脱毛器やセルフ脱毛サロンを利用することも検討してみましょう。
なお、目を光の刺激から守るために必ず保護ゴーグルやサングラスを着用することを忘れないでください。