「家庭用脱毛器でセルフ脱毛してみたいけれど、本当に効果はあるの?」
「家庭用脱毛器は種類が多いかどれを選べばいいか分からない」
家庭用脱毛器は、自宅で使えるように照射パワーなどが調整されていますが、取扱説明書に従ってお手入れを繰り返せば抑毛効果は得られます。
セルフ脱毛サロンや脱毛サロンに通いたくても通えない方は、家庭用脱毛器でムダ毛ケアがニーズに合うかもしれません。
今回は、気になる家庭用脱毛器の効果や選び方などを解説します。
家庭用脱毛器によるセルフ脱毛は効果ある?
家庭用脱毛器を使ったセルフ脱毛の効果を心配される方が多いですが、脱毛サロンで得られるような抑毛効果や減毛効果を得れられるセルフ脱毛方法となっています。
とはいえ、家庭用脱毛器は一般家庭で取扱説明書に従えば誰でも簡単にムダ毛ケアできる製品であることえ忘れてはいけません。脱毛サロンで導入されている業務用の脱毛器と比較すると、ムダ毛を抑制する効果が出るまではより多くの照射回数が必要になったり時間がかかったりします。
家庭用脱毛器で抑毛効果を実感できるのは、照射開始から4~5回目以降です。徐々に毛質が変化したり生えてくるスピードが遅くなったりなど、実感できる効果が人それぞれ異なります。
自己処理をしなくてもムダ毛が目立たない状態にするには、12回以上の照射が必要になり、24回以上照射する方もめずらしくありません。VIOや脇、ヒゲなど毛量が多い部位は、さらに回数を重ねないと満足できない場合もあるでしょう。
照射頻度などは、コチラのページにまとめているので参考にしてみてください。
セルフ脱毛サロンと家庭用脱毛器の違い
セルフ脱毛サロンには、プロ仕様の光脱毛器が導入されています。照射などは全て自分で行いますが、従来の脱毛サロンと同じような抑毛効果を期待できるとして、人気が高まっているセルフ脱毛方法です。
家庭用脱毛器もセルフ脱毛の1つですが、比較してみるとさまざまな違いがあります。以下の表を見てみましょう。
セルフ脱毛サロン | 家庭用脱毛器 | |
照射パワー | プロ仕様の高い照射パワー | 一般家庭で使える程度の低い照射パワー |
ショット数 | 上限なし | 上限あり |
光の種類 | SHR方式 HHR方式 | IPL方式 レーザー方式 |
価格 | 月額5,000円程度の定額製 セルフ脱毛サロンによって異なるため要チェック | 2~8万円程度 10万円以上する製品もアリ |
安全性 | 高い水準の検査を通過している脱毛器であるため安全性は高い | 製品数が多くブランドも多岐にわたるため、全ての製品が安全とは断言できない |
基本的にはどちらも光脱毛器であるため、ムダ毛の成長を抑制する部分は共通しています。光の種類はセルフ脱毛のSHR方式やHHR方式の方が、家庭用脱毛器のIPL方式などに比べると刺激が少ないのが特徴です。
照射パワーやショット数、価格も大きな違いがあります。安全性に関しても、製品の多い家庭用脱毛器は全て安全であるとは言い切れないのが実情です。
家庭用脱毛器をおすすめしたい人
家庭用脱毛器とセルフ脱毛サロンには、さまざまな違いがあることが分かりました。比べてみると、セルフ脱毛サロンの方が魅力的に感じる方が多いかもしれません。
とはいえ、家庭用脱毛器を求める方が多いからこそ、製品数が多いのも事実です。ここからは、家庭用脱毛器をおすすめしたい方をご紹介します。
自由に外出できない人
自分の都合に合わせて外出できない方は、セルフ脱毛サロンに通うのも難しくなります。例えば、子どもが小さい方や家族の介護をしている方、自宅で仕事をしている方などが当てはまるでしょう。
家庭用脱毛器であれば、外出しなくても自宅でお手入れを完結できます。脱毛サロンなどに通うことを諦めている理由が、外出できないからという方は、家庭用脱毛器ならお手入れ可能です。
近くにセルフ脱毛サロンがない人
通勤などで頻繁に外出するのであれば、通いやすいセルフ脱毛サロンは見つかるでしょう。しかし、在宅勤務などで外出の機会が少ないのであれば、家の近くにセルフ脱毛サロンがないと継続しにくくなります。
例えば、セルフ脱毛サロンハイジの場合、毎日通えるプランや月2回通えるプランなどがあります。このように頻繁にセルフ脱毛サロンでお手入れしたい場合、近くにセルフ脱毛サロンがないと通いにくいでしょう。
このような環境の方も、家庭用脱毛器であれば手軽にお手入れを継続できるのでおすすめです。
自分のタイミングでお手入れしたい人
外出や環境に問題なくても、自分のタイミングで自由にムダ毛ケアしたいと考える方には家庭用脱毛器がおすすめです。
仕事から帰宅してほっと一息ついたとき、子どもが眠りについたとき、休日に気が向いたタイミングなど、家庭用脱毛器なら自分の都合に合わせて自由にお手入れできます。
予約して通うこと自体が面倒に感じる方も、家庭用脱毛器なら気軽に続けられるはずです。
スケジュールの調整が難しい人
仕事や育児、介護などは、スケジュール調整が容易でない場合も多々あります。先の予定が分からない方も少なくないでしょう。
家庭用脱毛器なら、予約は必要ありません。予定が空いたときにサッとお手入れできるため、自分の都合に合わせることが可能です。
予約が入れられずにムダ毛ケアを諦めていた方は、家庭用脱毛器でお手入れを始めてみましょう。
家庭用脱毛器の選び方
家庭用脱毛器は、数多くの製品が販売されています。初めて購入する場合、どのような基準で選べばいいのか分からない方も多いでしょう。
今回は、基本的な家庭用脱毛器の選び方をご紹介します。
ニーズに合う光の種類
家庭用脱毛器は、基本的にIPL方式の製品となります。IPL方式は、メラニン色素に反応する特殊な光を照射して抑毛効果を発揮する仕様です。
従来の脱毛サロンでも導入されている代表的な光の種類となります。また、照射口が広くいため、脚や腕などの広範囲のお手入れに最適です。
レーザー方式の家庭用脱毛も販売されていますが、2023年現在購入できるのは1社のみとなっています。IPL方式と異なり、ピンポイントで強い出力のレーザーを照射するため、指や鼻の下などの狭い部分のお手入れに最適です。
どのようなムダ毛ケアを望んでいるかによって、IPL方式かレーザー方式のどちらを選ぶか変わってきます。購入しやすいのは、製品数の多いIPL方式となり初心者にもおすすめです。
照射面積の広さ
家庭用脱毛器は、製品によって照射口の面積が異なります。広範囲のお手入れを短時間で終わらすなら、照射面積の広い製品を選びましょう。
指や鼻の下などの狭い範囲も照射する際は、付属品のカートリッジをつけて対応する製品もあります。
顔とVIOに使用できる
顔とVIOのお手入れも家庭用脱毛器で行いたい場合は、購入前に使用範囲を確認しておきましょう。顔は鼻から下、VIOはVラインのみ使用が許可されている家庭用脱毛器も多いため注意が必要です。
照射パワーの高さや調整方法
照射パワーが低い家庭用脱毛だと、抑毛効果が出るまでに時間がかかってしまいます。今は、サロンクオリティやプロレベルなどと謳っている、ハイパワーの家庭用脱毛器も多く販売されています。最大出力15~20J(ジュール)程度を目安に探してみましょう。
また、照射口を肌に当てると自動で最適な照射パワーのレベルに調整してくれる機能があります。手動で調整するのは不安という方は、自動調整機能が付いている家庭用脱毛器を選びましょう。
カートリッジの交換の有無
家庭用脱毛器は、カートリッジ交換が必要なタイプと本体のみのタイプの2つに分かれます。
カートリッジ交換が必要なタイプは、各部位に合わせてカートリッジを交換して照射できる反面、使い切ってしまったら再度購入しなければなりません。1度家庭用脱毛器を購入しても、追加費用がかかってしまいます。
本体のみのタイプは、カートリッジ交換は必要ありません。しかし、照射上限が決まっているため、使い切ったら新しく購入することになります。
不安な方は、100万発など照射回数が多い製品を購入すれば、追加費用はかからず全身脱毛できるでしょう。
まとめ
家庭用脱毛器は、さまざまな事情からセルフ脱毛サロンなどに通えない方におすすめのお手入れ方法です。抑毛効果は、セルフ脱毛サロンや脱毛サロンなどに比べると、劣ってしまう面はありますが、コツコツと継続することで満足できる日を迎えられます。
今までムダ毛ケアを諦めていた方は、ぜひ家庭用脱毛器でお手入れを始めてみてくださいね。