セルフ脱毛サロンでは、照射に何分かかるのかを部位別に知っておくことが大切なポイントになります。
その理由は、時間制で予約を取るからです。
予約をした時間内に、セルフ脱毛に関わる全ての工程を済ませて退室しなければなりません。
そのためには、施術に何分かかるか把握して逆算しながらお手入れを進めていくことになります。
とはいえ、今まで脱毛サロンや医療脱毛クリニックを利用したことのない方は、どのような工程で進めていくのか分からず不安になる方もいるでしょう。
今回は、セルフ脱毛の目安時間や時間内に施術を終わらせるポイントなどを解説するので参考にしてみてください。
セルフ脱毛にかかる目安時間は何分?部位別でチェック
セルフ脱毛サロンの予約は時間制となっているため、施術部位が多くなると時間内に終わらない場合もあります。
そのため、施術に入る前に大体どのくらいの時間が必要になるのかチェックしておくと安心です。
部位ごとにかかるお手入れ時間の目安は以下のイラストのようになっています。
引用元:セルフ脱毛サロンハイジ公式サイトより
脇や顔などは、慣れてしまうと2~5分程度で終わらせることができます。鼻の下のような狭い範囲であれば、数十秒で終わるでしょう。
照射範囲が広くなっても、1箇所につき10分もあれば照射できるため、あまり多くの時間は必要ない場合もあります。
全身脱毛は60分程度を目安にしよう
顔とVIOを含めた全身脱毛をセルフ脱毛サロンで行うときは、60分を目安にしましょう。
また、この時間は何事もなくスムーズに照射できた場合の目安時間です。
セルフ脱毛サロンの光脱毛器に不慣れな方は、60分では照射しきれないかもしれません。
光脱毛器の使い方や施術の流れなどに慣れてしまえば、60分以内に施術を終えることが可能です。
セルフ脱毛サロンの施術工程を確認しよう
セルフ脱毛サロンに行ったときに、基本的な施術工程を把握しておくと慌てずに済みます。
特に、脱毛サロンや医療脱毛クリニックでの施術経験がない方はチェックしておきましょう。
なお、完全無人のセルフ脱毛サロンであっても、施術室には光脱毛器の使い方など丁寧な案内が掲示してあるため心配は要りません。
工程1.剃り残しがあればシェービングする
ムダ毛が残っていると、抑毛効果が最大限発揮できません。施術室に入ったら、照射する前に剃り残しがないかチェックしましょう。
もしも剃り残しがあった場合は、電気シェーバーでしっかりシェービングしてください。
剃り残しあったときに備えて、セルフ脱毛サロンに行くときは電気シェーバーを持参しましょう。
工程2.消毒やほくろの保護
備え付けの消毒液で、照射面やハンドピース、照射する部位を消毒しましょう。消毒後、ほくろやニキビなどに保護シールを貼ります。
工程3.照射照射レベルを合わせて照射部分にジェルを塗る
光脱毛器の照射レベルを調整します。照射レベルの目安は、施術室にある案内を参考にすれば適切に調整可能です。
照射レベル調整ができたら、光脱毛器の刺激や熱から肌を保護するために、照射する部分に備え付けのジェルをヘラで薄く塗ります。
工程4.照射してアフターケアを行う
照射面を肌に密着させて、照射ボタンを押して光を照射しましょう。施術範囲の狭い部位は単発モード、施術範囲の広い部位は連射モードを選ぶとお手入れしやすくなります。
全ての照射を終えたら、保湿をしましょう。保湿をせずに放置すると、肌トラブルの原因になるため忘れずに行うようにしてください。
工程5.脱毛器の電源を落として室内清掃して退室
保湿を終えたら脱毛器の電源を落とし、着替えと室内の簡単な清掃をして退室しましょう。
清掃は、脱毛器の消毒や備品を元の位置に戻してゴミを捨てるなど、次の利用者が不快にならないように整える程度で構いません。
セルフ脱毛サロンは何分で予約を取ればいい?選び方のポイント
セルフ脱毛サロンは、時間制で予約を取ることがほとんどです。
予約する際は、以下の基準で選ぶと慌てずに済みます。
- 部分脱毛であれば30分程度の予約でOK
- 全身脱毛であれば60分の予約がマスト
脇やVIO、ひざ下、顔などの部分脱毛を希望するのであれば、30分程度の予約を選びましょう。
中には、5分や10分といった短時間の予約を取れるセルフ脱毛サロンもあるため、サクッと部分的にお手入れしたい方にはおすすめです。
顔とVIOを含む全身脱毛を予定している場合は、少なくても、60分の施術時間は必要になります。
全身脱毛を予定している方は、利用するセルフ脱毛サロンで一番長い時間で予約を入れておくと安心です。
セルフ脱毛サロンの施術時間を短縮するポイント
セルフ脱毛サロンの施術時間は限られているため、当日は無駄な工程を省くことが重要です。
どれも簡単に取り入れられることなので、セルフ脱毛サロンに行く際は心がけてみましょう。
自己処理は前日から当日の朝までに済ませておく
照射する部位の自己処理は、予約日前日もしくは当日朝までに済ませておきましょう。
電気シェーバーを持参してシェービングすることは可能ですが、その分施術時間が短くなってしまいます。
予約している時間は照射に集中できるように、剃り残しがないように丁寧に済ませておくのがポイントです。
化粧や日焼け止めは塗らないで行く
施術当日は、化粧や日焼け止めクリームを塗っている場合、クレンジングで落としてから照射することになります。
化粧や日焼け止めクリームが肌に残っていると、毛穴を塞いでしまいセルフ脱毛の効果が半減する可能性があるのです。
クレンジングの時間を省くためにも、予約当日は化粧や日焼け止めクリームを塗らずに行くことをおすすめします。
日焼け対策には、日傘や、マスクなどを活用すると良いでしょう。
着替えのしやすい服装で行く
着替えの時間も短縮できるように、服装もシンプルなものを選びましょう
例えば、女性の場合はワンピースなど簡単に着替えられる服装がおすすめです。
背中にファスナーがある洋服や補正下着など、着脱に時間がかかるようなものは避けた方が時間を取られずに済みます。
施術時間が決まっていてもセルフ脱毛サロンをおすすめる理由
施術時間が決まっていると「あと何分で退室しなければならない」といったプレッシャーを感じる方もいるかもしれません。
中には、時間を気にするのが嫌だから家庭用脱毛器でお手入れしたいといった方もいるでしょう。
しかし、施術時間が決まっていてもセルフ脱毛サロンを利用した方が満足度の高いお手入れができる場合も少なくありません。
満足度の高いセルフ脱毛ができる理由を4つ紹介します。
プロ仕様の光脱毛器を利用できる
セルフ脱毛サロンは、SHR方式やHHR方式のプロ仕様の光脱毛器を利用してムダ毛ケアができます。
照射出力は家庭用脱毛器よりも高い場合も多く、肌に優しい照射方式なのでVIOやヒゲなどの痛みが強い部位もお手入れしやすくなっています。
敏感肌や痛みに弱い方も、セルフ脱毛サロンの光脱毛器であれば低刺激で肌に優しいお手入れができるのでおすすめです。
24時間営業&完全無人で通いやすい
従来の脱毛サロンや医療脱毛クリニックは営業時間が決まっているため、通いたくても通えない方もいます。
また、スタッフからの勧誘を煩わしく思い避けている方もいるでしょう。
このような方も、セルフ脱毛サロンであれば24時間営業かつ完全無人なので通いやすくなっています。
スタッフのいるセルフ脱毛サロンもありますが、受付のみの対応であることがほとんどです。
プロ仕様の光脱毛器を使って気楽にお手入れしたい方には、セルフ脱毛サロンのスタイルがニーズに合うでしょう。
VIOや脇・男性のヒゲにも効果を発揮
家庭用脱毛器は照射出力を自宅で使用できるように調整されている製品がほとんどです。
メンズ用などの照射出力を高めにしている製品も、業務用の光脱毛器と比較すると満足できない場合があるでしょう。
セルフ脱毛サロンの光脱毛器は、プロ仕様の設定となっているため、家庭用脱毛器よりも高い照射出力でお手入れすることが可能です。
効果を実感するまでに時間のかかるVIOや脇、男性のヒゲのお手入れも家庭用脱毛器だと満足できるでしょう。
まとめ
セルフ脱毛サロンは、予約している時間内に施術・着替え・清掃を終えて退室しなければなりません。
何分で全てのお手入れが終わるのか不安な方は、今回の記事の内容を参考に検討してみてください。
- 部分脱毛なら30分
- 全身脱毛なら60分
上記の時間を目安にすると、慌てることなく施術に集中できるでしょう。
なお、施術室には何分経過したか分かるように、タイマーが備え付けられている店舗もあります。備え付けがない場合は、スマートフォンのタイマー機能などを活用して時間内に退室できるように進めていきましょう。