スタッフが常駐していない店舗も多いセルフ脱毛サロン。
誰も施術室を管理する方がいないことから、衛生面で不安を覚える方も多いのではないでしょうか。
セルフ脱毛サロンは、完全無人であったとしても清掃スタッフが定期的に清掃して衛生管理を徹底しています。
そして、最も大切なのは各利用者による消毒や清掃です。
清掃などせず退室した場合、セルフ脱毛サロンが定めたペナルティを受けることになるため注意しましょう。
今回は、セルフ脱毛サロンの衛生面について解説します。
セルフ脱毛サロンの衛生面が不安
セルフ脱毛サロンに興味があるものの、衛生面に不安を覚えるという方もいるでしょう。
セルフ脱毛サロンは、従来の脱毛サロンや医療脱毛クリニックとはシステムなどが大きく異なります。
そのため、初めてセルフ脱毛サロンを利用する方は不安に感じるかもしれません。
まずは、セルフ脱毛サロンの衛生面に対して不安に思う理由を3つ見てみましょう。
利用者が消毒や清掃するから
セルフ脱毛サロンの施術室の消毒や清掃は、基本的には利用者が毎回退室するまでに済ませます。
従来の脱毛サロンや医療脱毛クリニックとは異なり、スタッフは施術室には入りません。
そのため、施術室や使用したセルフ脱毛器、椅子などの消毒から清掃まで、スタッフではなく利用者が自分ですることになります。
利用者の消毒と清掃という点から、どこまで丁寧に行われているか分からず不安に感じるでしょう。
スタッフがいないから
セルフ脱毛サロンは、スタッフが常駐していない完全無人の店舗が多くなっています。
そのため、消毒や清掃をしていない利用者がいてもスタッフが把握していないのではないかと不安になる方も少なくありません。
衛生面を気にしないような利用者がいた場合、スタッフが常駐していればすぐに対応してもらえるものの、完全無人となると難しいケースもあるでしょう。
消毒や清掃をしてくれているか分からないから
施術室がしっかり消毒や清掃されているかは、予約した利用時間に入室するまでは分かりません。
退室した利用者が消毒や清掃を必ずする保障もなければ確証も持てないため、不安な気持ちのまま入室するケースもあります。
さらに、セルフ脱毛サロンを利用する多くの方が清掃の素人です。
消毒や清掃の基準なども人それぞれ異なり、自分で思っているほどキレイにされていないのではないかと不安になる方もいるでしょう。
セルフ脱毛サロンの衛生管理
ここからは、セルフ脱毛サロンで実際に行われている衛生管理について紹介します。
イメージとは異なり、完全無人のセルフ脱毛サロンであってもしっかりと衛生管理されているのが実情です。
多くの利用者が気持ち良く利用できるように、セルフ脱毛サロンの店舗オーナーをはじめスタッフも徹底した衛生管理をしています。
毎回利用者に消毒や清掃をお願いしている
ほとんどのセルフ脱毛サロンでは、利用者に清掃をお願いしています。
消毒や清掃方法などは、施術室や公式サイト、メールなどで確認しておきましょう。
必要なアルコールスプレーや清掃用具は全て施術室に揃っているため、持参するものはありません。
セルフ脱毛サロンを利用した際は、毎回消毒と清掃を行ってから退室しましょう。
清掃スタッフが定期的にチェックしている
完全無人のセルフ脱毛サロンであっても、定期的に清掃スタッフが施術室を巡回してチェックしています。
目の届きにくい場所などもしっかり確認して消毒や清掃を行い、衛生管理を徹底してくれているため安心です。
脱毛器や椅子、ベッドなどはもちろん、サングラスやボールペン、ドアキーなども全てアルコール消毒をしています。
清掃していない利用者はペナルティが発生する
清掃スタッフが巡回しているとはいえ、毎回利用者による消毒と清掃の協力が必要です。
「誰も見ていないから」「面倒だから」と消毒や清掃をせずに退室すると、セルフ脱毛サロン側から罰金請求などのペナルティが課せられる場合があります。
各セルフ脱毛サロンの公式サイトなどでも、消毒と清掃の協力に関しては記載されていることがほとんどです。
利用予約が立て続けに入っている日もあるため、清掃スタッフが巡回するタイミングがない時間帯もあります。
次の利用者が気持ち良く利用できるように、最低限の消毒と清掃は徹底するように心がけましょう。
セルフ脱毛サロン利用後の消毒&清掃方法
セルフ脱毛サロンを利用した後に行う、消毒と清掃方法を紹介します。
利用するセルフ脱毛サロンによって消毒や清掃方法は異なりますが、基本的には常識の範囲内で衛生的に整えておけば構いません。
詳細は、利用するセルフ脱毛サロンの公式サイトや施術室にある案内などに従ってください。
使用したものを元の位置に戻す
セルフ脱毛器のハンドピースや保冷ジェル、サングラスなど、施術で使用したものは全て元の場所に戻しましょう。
必要な備品がどこにあるのか分からないと時間が無駄に経過してしまうため、利用者の迷惑になります。
次の利用者がスムーズに施術できるように、それぞれ定位置にセッティングしてください。
ゴミはゴミ箱に入れる
施術時に出たゴミは、備え付けのゴミ箱に全て入れましょう。
捨てずにベッドなどに置いたままにしてしまうと、衛生面でも問題があります。
次の利用者も不快に感じるため、ティッシュやジェルを塗る際に使う木のヘラ、紙ショーツなど、使い捨ての備品はゴミ箱に入れてください。
触れたものや使用したものはアルコール消毒
セルフ脱毛器だけではなく、施術時に触れたものは全てアルコール消毒してください。
照射ヘッドに付いているジェルも全てキレイに拭き取り、アルコール消毒しましょう。
鏡もキレイに拭き取るなど、次の利用者が気持ち良く使えるように心がけてみてください。
掃除機やワイパーなどで床掃除
掃除道具はセルフ脱毛サロンごとに異なりますが、床も掃除機やワイパーなどを使用して掃除しましょう。
抜け落ちた髪の毛や、その場で自己処理した場合はムダ毛なども床に落ちてしまう場合があります。
抜毛やムダ毛などは目に触れると不衛生に感じるため、忘れずに床掃除も行ってください。
セルフ脱毛サロンの衛生面Q&A
セルフ脱毛サロンの衛生面で気になる疑問を解消しましょう。
他にも気になることがあれば、公式サイトなどから問い合わせてみてください。
清掃時間は利用時間に含まれていますか?
清掃時間は、利用時間に含まれています。
例えば60分の利用時間の場合、施術から清掃までを60分以内で終わらせて退室です。
そのため、60分ギリギリまで施術していると間に合わなくなるため注意しましょう。
生理中の利用はできますか?
生理中のセルフ脱毛サロンの利用は避けましょう。
セルフ脱毛サロンハイジの場合は、利用規約で生理中の利用はできないと記載されています。
引用元:セルフ脱毛サロンハイジ公式サイトより
生理中に施術すると、経血が照射ヘッドやベッド、椅子などに付着する可能性があります。
アルコール消毒をしたとしても、次の利用者への感染症などのリスクもあるため避けましょう。
また、生理中は肌がいつもより敏感な場合があるため、強い痛みや肌トラブルを起こす可能性があります。
衛生面だけではなく、肌の状態を考慮しても、生理中は施術せず体を休めることを優先しましょう。
施術室が汚れているときはどうすればいいですか?
セルフ脱毛サロンによって適切な対応が異なりますが、基本的には店舗へ報告することになります。
その際、現場の状況を把握するために写真や動画の撮影などをしておくと、店舗側も対応しやすくなるため協力しましょう。
その後、自分で消毒や清掃をして施術できるのであればそのまま利用しても構いません。
利用をキャンセルしたい場合は返金などの対応があるため、店舗に連絡してください。
まとめ
セルフ脱毛サロンの衛生管理は、利用者と清掃スタッフが行う消毒と清掃により保たれています。
不潔なイメージを持っている方もいるかもしれませんが、安心して施術できるようにしっかり管理されていると考えておきましょう。
注意したいのは、利用時間は消毒と清掃を含めている点です。
利用時間ギリギリまで施術していると、消毒と清掃の時間がなくなり、状況によってはペナルティが発生する場合があります。
タイマーなどを活用して、利用時間内に施術から清掃まで終えられるように心がけましょう。
セルフ脱毛サロンの衛生管理に関して不安がある方は、契約前にお試し体験を利用して施術室をチェックしてみてくださいね。