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医療脱毛とセルフ脱毛の併用について解説!デメリットや併用するときのポイント

医療脱毛と家庭用脱毛器やセルフ脱毛サロンによるセルフ脱毛を併用すると、抑毛効果が高まると考える方はめずらしくありません。ムダ毛ケアを少しでも早く終わらせたいと考えると、効率良くお手入れできるように感じます。

 

しかし、医療脱毛とセルフ脱毛を併用しても、期待しているような効果を得られることはほとんどないのが実情です。むしろデメリットの方が多いため、無理に併用する必要もありません。

 

ただし、ポイントを押さえれば医療脱毛とセルフ脱毛の併用もおすすめです。今回は、医療脱毛とセルフ脱毛の併用について徹底解説します。

 

医療脱毛とセルフ脱毛を併用できる?

早くムダ毛ケアを終わらせたいという理由から、医療脱毛とセルフ脱毛を併用したいと考える方は少なくありません。実際に、このような声も挙がっているのが実情です。

 

医療脱毛と家庭用脱毛器を併用することは可能でしょうか?

はやく脱毛完了したいのですが併用しても大丈夫でしょうか?

引用元:ヤフー知恵袋より

 

一見、医療脱毛とセルフ脱毛の併用は良い手段に思えます。しかし、結論からいうと医療脱毛とセルフ脱毛を併用しても、ムダ毛の抑制には大きな変化は期待できません

 

医療脱毛とセルフ脱毛の違い

医療脱毛とセルフ脱毛は効果が異なるため、併用する前に違いを理解しておくことが大切です。それぞれの特徴をまとめたので比較してみましょう。

 

医療脱毛セルフ脱毛
効果永久脱毛抑毛や減毛
お手入れ方法出力の高いレーザーを集中的に照射して短期間でムダ毛ケアを終わらせる出力の低い特殊な光で照射して、徐々に弱らせていく
目安回数と期間5~6回程度12~18回以上
費用顔とVIOを含む全身脱毛30万円程度家庭用脱毛器:2~8万円

セルフ脱毛サロン:月額5,000円など

施術者医師や看護師の有資格者自分やパートナー、家族など

 

医療脱毛とセルフ脱毛では、ムダ毛ケアの効果が大きく違います。より高い効果を望むのであれば、医療脱毛の方が希望通りのお手入れが行えるでしょう。

 

セルフ脱毛に関しては、通常の脱毛サロンと同じような効果を得られます。光の出力は医療脱毛より低いですが、肌に優しく痛みの少ないムダ毛ケアが魅力的です。

 

また、費用も挑戦しやすい設定となっており、高額ローンを組む必要もありません。手軽にムダ毛ケアを行いたい方には、セルフ脱毛がおすすめです。

 

医療脱毛とセルフ脱毛を併用する5つのデメリット

医療脱毛とセルフ脱毛は効果に大きな違いがあるため、併用するメリットはほとんどありません。むしろ、ムダ毛ケアの効果や肌に対して影響を与えてしまうため注意が必要です。

 

今回は、医療脱毛とセルフ脱毛を併用した場合の5つのデメリットを紹介します。

 

毛周期の関係から無駄打ちになる

医療脱毛とセルフ脱毛、共に使用する脱毛器によっては、毛の成長サイクルである毛周期に合わせて定期的に照射する必要があります。この場合、効果を得られるのは成長期の毛のみです。

 

 

照射出力の違いから、医療脱毛の場合は2カ月に1回、セルフ脱毛の場合は2週間に1回程度の頻度で定期的に照射することで、効率良く成長期の毛にアプローチしていくのが一般的です。

 

ここで医療脱毛とセルフ脱毛を併用すると、すでにアプローチしている成長期の毛に再度レーザーや光を当てることになり、無駄打ちになります

 

退行期や休止期の毛には効果を発揮できないため、医療脱毛とセルフ脱毛を併用しても効果は特に変わりません。

 

肌への負担が大きくなる

医療脱毛とセルフ脱毛を併用すると、高頻度でレーザーと光を肌に当てることになります。メラニン色素に対して反応するとはいえ、周辺の肌にも熱や刺激は伝わってしまうため、毎回ダメージを受けていることは事実です。

 

日焼けのようなダメージを毎回受けていると、火傷や炎症、乾燥、痛みなどの症状を起こす可能性があります。

 

肌への負担が大きくなり、上記のようなトラブルが起きてしまうと、医療脱毛とセルフ脱毛共に休まなければなりません。結果的に、ムダ毛ケアが終わる時期がずれて遅くなってしまうことになるでしょう。

 

医療脱毛の効果が半減することも

セルフ脱毛を続けると、徐々に毛が細く変化していきます。同時に、ムダ毛の成長も抑制されることで、毛量も少なくなっていき、最終的には自己処理しなくてもムダ毛の目立たなくなります。

 

このように毛が細く少なくなると、医療脱毛のレーザーの反応が悪くなり、最大限のアプローチができません

 

また、セルフ脱毛と併用したことで肌がダメージを受けていると、痛みを和らげるために照射レベルを低くくすることになります。適切な照射レベルでお手入れできないことも、医療脱毛の効果を半減させることに繋がるため併用はおすすめできません

 

費用がかかる

医療脱毛とセルフ脱毛を併用すると、必然的に両方の費用がかかってしまいます。医療脱毛で30万円、セルフ脱毛で5万円かかるとすると合計35万円の費用が必要になり、費用負担が大きくなるのがネックです。

 

スケジュール管理が難しい

医療脱毛は2カ月に1回、セルフ脱毛は2週間に1回の頻度でお手入れを進めるとした場合、スケジュール管理がとても難しくなります。

 

医療脱毛だけであれば、クリニック側がスケジュールを提案してくれることも多く、毛周期を配慮した予約を取れるため安心です。セルフ脱毛のみの場合も、単純に2週間に1回のペースでスケジュールを立てておけばスムーズにお手入れできます。

 

しかし医療脱毛とセルフ脱毛を併用すると、2つのお手入れ頻度を毛周期に合わせて調整しなければなりません。医療脱毛の場合、予約が希望日に取れないこともあるため、さらに難しくなります。

 

医療脱毛とセルフ脱毛を併用する際のポイント

医療脱毛とセルフ脱毛を併用するとデメリットが目立ちますが、使い方によっては効率的にお手入れできる場合もあります。

おすすめの併用方法を3つ紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

医療脱毛で残ってしまったムダ毛をセルフ脱毛でお手入れする

医療脱毛のコースプランは5回や6回と回数が決まっているクリニックがほとんどです。レーザーの出力が高いため、5回程度でお手入れ完了するケースが多いですが、人によってはわずかにムダ毛が残る場合があります。

 

そのような残ってしまったムダ毛のケアにセルフ脱毛を利用すると、追加で医療脱毛を契約するよりもコスパが良くおすすめです。

 

医療脱毛とセルフ脱毛の部位を分ける

医療脱毛とセルフ脱毛で、お手入れする部位を分けると併用可能です。例えば、脇やVIOなど毛の濃い部分を医療脱毛でお手入れして、その他の部位をセルフ脱毛で行えば、毛周期を踏まえたスケジュール調整も難しくありません。

 

早くお手入れを終わらせたい部位に限定して医療脱毛を取り入れると、効率良くムダ毛ケアを進めていけるでしょう。

 

セルフ脱毛できない部位は医療脱毛で施術してもらう

家庭用脱毛器やセルフ脱毛サロンによる、セルフ脱毛は自分で全て施術するため、手の届かない部位や照射しにくい部位が出てきます。例えば、Oラインやうなじ、背中、腰のセルフ脱毛はサポートしてくれる方がいないと難しいでしょう。

 

このような部位に医療脱毛を利用すると、全身キレイにお手入れできるためおすすめです。Oラインのような痛みの強い部位も、医療脱毛なら麻酔クリームを利用すると大幅に軽減されるため負担も少なくお手入れできます

 

まとめ

医療脱毛とセルフ脱毛の併用は、基本的にはおすすめしません。毛周期や肌への負担など、お互いの効果を半減してしまう結果になることがほとんどだからです。

 

もしも併用するのであれば、それぞれ違う部位にしたり医療脱毛で残ったムダ毛にセルフ脱毛を取り入れるようにすれば問題ありません。むしろ、お互いの足りない部分を補えるため、よりキレイにムダ毛ケアができるでしょう。

 

併用する際は、今回の内容を参考にムダ毛ケアを進めてくださいね。