顔のセルフ脱毛時に化粧していると「このまま照射してもいいのかな？」「落とすのは面倒だし、化粧の上から照射してしまおう」などと思う方がいるかもしれません。
セルフ脱毛時に化粧をしていると脱毛効果が半減したり肌トラブルの原因になったりするため、必ずクレンジングをしましょう。
今回は、セルフ脱毛時の化粧を落とす理由やおすすめの脱毛時間帯などを紹介します。
セルフ脱毛する当日の化粧はしない方がいい？
顔脱毛で気になる化粧事情ですが、セルフ脱毛前にクレンジングすれば特に問題ありません。特に、セルフ脱毛サロンを利用している方は仕事帰りなど化粧している状態で来店するケースも多いでしょう。
セルフ脱毛サロンで化粧を落とせるように、クレンジングなどを用意しているところがほとんどなので、時間内に化粧を落として照射してください。
なお、セルフ脱毛当日は簡単にクレンジングできるように化粧は薄めに仕上げましょう。濃い化粧だとクレンジングに時間がかかり、施術時間が少なくなります。
また、家庭用脱毛器によるセルフ脱毛であればアイメイクやリップは落とさなくても問題ありません。しかし、セルフ脱毛サロンでは、アイメイクやリップも落とすようにと指示される場合があるため事前に確認しておきましょう。
セルフ脱毛前に化粧を落とす理由
セルフ脱毛前に化粧を落とす理由は主に2つです。脱毛効果を十分に発揮させるためにも、化粧はしっかり落として施術しましょう。
理由①脱毛効果が下がる
化粧したまま家庭用脱毛器やセルフ脱毛サロンの脱毛器を照射しても、化粧品が毛穴をふさぎ光が毛根まで届きにくくなります。そのため、発毛組織にダメージを与えられず脱毛効果が下がってしまうことに。
さらに、ファンデーションで覆われたムダ毛は色が分かりにくくなるため、光の反応が鈍くなってしまいます。
濃い化粧は、しっかりクレンジングしたつもりでも、お肌に残ってしまうケースがめずらしくありません。脱毛効果を下げないためにも、落としやすい範囲の薄めの化粧を心がけましょう。
なお、日焼け止めも毛穴に詰まって脱毛効果を下げてしまう恐れがあるため、脱毛前に全てクレンジングで落とします。腕や脚に日焼け止めを塗っている方も多いですが、脱毛時はしっかり落としましょう。
理由②肌トラブルを起こす原因になる
化粧をしたまま家庭用脱毛器やセルフ脱毛サロンの脱毛器で照射するのは、衛生的におすすめできません。時間の経った化粧品は皮脂や汚れと混ざり合っており、雑菌が潜んでいる恐れがあります。
照射口に化粧品が付き、そのまま施術を続けてしまうとニキビや肌荒れなどの原因にもなるため避けましょう。
セルフ脱毛後に化粧してもいい？
基本的には、化粧をしないすっぴんの状態が好ましいです。照射直後のお肌は、熱により普段よりもデリケートな状態となります。
いつも使っている化粧品であっても、強い刺激になる場合があり、肌トラブルを起こす可能性がゼロではありません。
また、化粧をする際の摩擦なども、照射直後のお肌には刺激が強くなります。かゆみや赤みなどが起きる場合もあるため、セルフ脱毛を終えた直後の化粧は控えましょう。
どうしても化粧しなければならないときは薄めに仕上げる
セルフ脱毛後、どうしても化粧しなけれならない場合は薄めに仕上げましょう。リキッドファンデーションは避けて、お肌への負担の少ないパウダーファンデーションを軽くのせる程度が好ましいです。
クレンジングする際は、低刺激タイプを使用して擦らず優しく洗ってください。
セルフ脱毛サロンから帰宅する際はマスクや帽子などを使おう
家庭用脱毛器ではなくセルフ脱毛サロンで脱毛する場合は、自宅へ帰宅するために公共機関を使う方もいるでしょう。すっぴんだと恥ずかしいと感じる方は、マスクや帽子、眼鏡を使うと顔を隠せるのでおすすめです。
マスクや帽子眼鏡ならお肌への負担も少なく、日焼け対策にもなるためぜひ取り入れてみましょう。
セルフ脱毛後の日焼け止めは避けた方が無難
セルフ脱毛後のデリケートなお肌には、日焼け止めが刺激になる場合があります。また、日焼け止めを落とす行為が、お肌への大きな刺激になるため避けた方が無難です。
しかし、脱毛期間中の紫外線対策は必須となります。お肌への負担を少なくするためにも、日焼け止めではなく帽子や日傘などでしっかり対策しましょう。
セルフ脱毛後は保湿ケアを入念に行おう
セルフ脱毛後は、保湿ケアを入念に行いましょう。特に、お顔の皮膚は薄くデリケートです。脱毛後はいつもより敏感な状態なので、忘れずに保湿してくださいね。
セルフ脱毛後の保湿ケアが大切な理由
まず、セルフ脱毛後の保湿ケアが大切な理由を見てみましょう。主な理由は、以下の3つが挙げられます。
- 肌トラブルのリスクを下げることができる
- 照射時の痛みを抑えることができる
- 脱毛効果が上がる
セルフ脱毛後のお肌は、照射による熱で乾燥している状態です。乾燥しているお肌は、外部からの刺激を受けやすく、炎症やかゆみなどの肌トラブルが起こりやすくなっています。保湿せずに放置していると、乾燥が進み粉吹きやひび割れなどを起こすケースもあるため危険です。
また、乾燥しているお肌に照射すると痛みを強く感じます。そのため、照射レベルを落として施術することになり脱毛効果が半減することもあるでしょう。
しっかり保湿されているお肌は、刺激を感じにくくなるため痛みを和らぎます。また、光も毛根まで届きやすくなるため脱毛効果もアップ。
スムーズに脱毛を進めるためにも、セルフ脱毛後の保湿ケアは入念に行いましょう。
化粧水はたっぷりつける
少ない量の化粧水では、十分な水分補給にはなりません。セルフ脱毛後は、化粧水をたっぷりつけましょう。
なお、以下のような保湿成分が含まれている化粧水は高い保湿効果が期待できるためおすすめです。
- ヒアルロン酸
- セラミド
- コラーゲン
化粧水をつける際は、擦らず抑えるようにつけた方が肌への刺激を抑えられるので心がけましょう。
乳液やクリームの油分も忘れずに
保湿ケアは、化粧水だけでは不十分です。化粧水やお肌の水分が蒸発しないように乳液やクリームを重ねましょう。油分が不足すると水分が蒸発して乾燥してしまうため、乳液などの使用感が苦手な方も必ずつけましょう。
また、乾燥しやすい部分は美容液やオイルも重ねるとさらに保湿効果がアップするのでおすすめです。
顔脱毛するなら夜間がおすすめ！
化粧を落としたり日焼け対策したりと、何かと顔脱毛は注意しなければならないことが多くあります。脱毛サロンやクリニックに通って脱毛する場合は、予約ができる時間が限られていますが、セルフ脱毛なら時間の融通が効くため夜間を狙うと手間が省けるのでおすすめです。
家庭用脱毛器であれば、帰宅後など自宅から出ないタイミングでクレンジングして顔脱毛すれば日焼け対策も必要ありません。
セルフ脱毛サロンは24時間営業しているところもあるため、仕事帰りなどの夜間の利用が可能です。夜であれば、日焼けを心配することなく脱毛できます。日中よりも化粧が必要な場面も少ないため、お肌の負担も減らすことができるでしょう。
セルフ脱毛する際は化粧はしっかり落として保湿ケアを忘れずに！
セルフ脱毛するときに化粧をしていたら、照射前にしっかりクレンジングしましょう。化粧がお肌に残っていると、脱毛効果が半減したり肌トラブルが起きたりする恐れがあります。
また、化粧だけではなく日焼け止めを塗っているときもクレンジングを必ずしましょう。
セルフ脱毛なら、化粧を落として外出する用事のない夜間に施術すると手間が省けるのでおすすめです。セルフ脱毛後は保湿ケアを入念に行い、お肌を乾燥や刺激から守ってくださいね。