うなじは、首の後ろの部分を指しています。自分では見えない部分ではありますが、意外とムダ毛が多く、髪型によっては目立ってしまう場合も少なくありません。
うなじをセルフ脱毛することで、清潔感がアップしたり首をキレイに見せたりすることができます。
しかし、自分で見ることが難しい部分であることから、やり方が分からないという方もいるでしょう。
そこで今回は、うなじをセルフ脱毛する際のやり方やメリット、注意点などをご紹介します。
うなじをセルフ脱毛するやり方
早速、うなじをセルフ脱毛するやり方を4つの工程に分けて解説します。
慣れるまで難しいかもしれませんが、施術を数回行うとコツを掴めてくるでしょう。
肌トラブルなどのリスクを避けるために、無理のない範囲で施術を進めてみてください。
うなじの形を決める
あらかじめ、うなじの形を決めておきましょう。具体的なうなじの形は以下のようなものが挙げられます。
- W型:日本人で多く見られる定番のデザインです。アルファベットのWの形をしており、幅広い髪型にマッチします。
- MW型:Wの中央にある山の部分がMの形になっているデザインです。日本人に多いW型と組み合わせることで、美しいうなじに仕上がります。
- U型:柔らかく可愛い印象に仕上がる丸みのあるデザインです。アップヘアがキレイにまとまります。
- 直線型:真っすぐに整えるスッキリしたデザインです。男性はもちろん、ボーイッシュなスタイルを好む女性にもおすすめです。
うなじの形で後ろ姿の印象が変わります。迷ったときは、定番のW型やMW型を検討してみましょう。
なお、男性の場合は直線型をおすすめします。
髪の毛を上の方でまとめて自己処理する
セルフ脱毛器で照射する前に、髪の毛を上の方でまとめてから決めたうなじの形になるように自己処理しましょう。
セルフ脱毛する際は、火傷や炎症などのリスクを避けるために、必ずムダ毛を処理しなければなりません。
自己処理するときに髪の毛があると邪魔になってしまうため、ヘアゴムやピンなどでまとめるようにしましょう。
ショートカットの方や髪の短い男性は、ヘアバンドやマスキングテープなども活用して落ちてこないようにまとめてください。
セルフ脱毛器で照射する
うなじの自己処理を終えたら、セルフ脱毛器で照射をしていきましょう。
なお、セルフ脱毛器はセルフ脱毛サロンと家庭用脱毛器の2つから選ぶことができます。
- セルフ脱毛サロン:業務用の光脱毛器を使って自分で施術するスタイルの脱毛サロン。
- 家庭用脱毛器:自宅で照射できるように照射出力を調整されている光脱毛器。
セルフ脱毛器で照射する際は、鏡を使って慎重に進めていきましょう。照射出力も弱く調整しておくと、肌トラブルのリスクが軽減されます。
セルフ脱毛サロンにも鏡は準備しているので安心してください。
アフターケアをする
照射を終えたら、保冷剤とボディローション、ボディクリームを使ってアフターケアをしましょう。
セルフ脱毛器で照射した肌は、熱により火照っている状態です。
また、外からの刺激を受けやすくデリケートであるため、何もせずに放置していると炎症や乾燥、かゆみ、赤みなどの肌トラブルを起こしやすくなります。
まずはタオルやハンカチで包んだ保冷剤で十分に冷やし火照りを落ち着かせましょう。その後、保湿をして刺激から肌を守ります。
うなじをセルフ脱毛するときのコツ
うなじをセルフ脱毛する際は、他の部位と比べてコツが必要になります。
自分の目で直接確認できないからこそ、安易にお手入れせずにコツを掴めるまで丁寧に施術を進めましょう。
合わせ鏡でうなじを確認する
うなじの自己処理や照射は、全身鏡や三面鏡、手鏡など2つ使って合わせ鏡にすると確認しやすくなります。
しかし、合わせ鏡は慣れるまで手の動きなどに違和感を覚えるかもしれません。
慌てずに一つ一つの動作を丁寧に行うように心がけましょう。
また、髪の毛があると合わせ鏡でも見えづらくなるため、ショートカットからロングの方までヘアゴムやヘアバンドなどを使ってまとめてください。
蒸しタオルでうなじを温めてから自己処理する
自己処理する際は、蒸しタオルでうなじを温めると毛が柔らかくなるためシェービングしやすくなります。
逆に、温めないと毛が硬くて処理する際に肌を傷つける場合があり危険です。
キレイかつ安全に自己処理するためにも蒸しタオルで温めてからシェービングしましょう。
自己処理には電気シェーバーを使う
うなじをはじめ、セルフ脱毛前の自己処理にはケガのリスクが少ない電気シェーバーを使用してください。
カミソリと違って、肌に刃が直接触れないため、安全性の高い自己処理方法となっています。
実際、脱毛サロンや医療脱毛クリニックでは電気シェーバーによる自己処理を推奨しています。
ドラッグストア・家電量販店・ネット通販サイトなどに1,000円程度で購入できる商品もあるため、まずは1つ準備しておきましょう。
理容室などでシェービングしてもらうのもおすすめ
うなじの自己処理が難しい、怖いと感じる方は、無理に自分でシェービングせずに理容室などにお願いしましょう。
もちろん有料にはなりますが、プロによるシェービングは安心感を得られるだけではなく仕上がりもキレイです。
理容室などを利用する際は、あらかじめ決めておいたうなじの形をスタッフに伝えましょう。
家族やパートナーなどに手伝ってもらう
理容室を利用するよりも手軽なのが、家族やパートナーに手伝ってもらうことです。
うなじのシェービングから照射まで、身近な信頼できる方に施術をお願いしてみてください。
うなじのセルフ脱毛時の注意点
うなじをセルフ脱毛するときに注意してほしい3つのポイントを解説します。
安全かつキレイにうなじのセルフ脱毛を進めるためにも、ぜひ把握しておきましょう。
髪の毛に照射しないようにする
うなじのセルフ脱毛できる範囲は、首の後ろに生えている産毛のみです。
髪の毛に光を照射すると、強い痛みや火傷、炎症などを引き起こす恐れがあります。
うなじに照射する際は、鏡をよく確認して慎重に施術を進めましょう。
また、セルフ脱毛器によっては細かい範囲を照射する専用のカートリッジが付いている製品もあります。
セルフ脱毛器の付属品を上手に使い分けて、髪の毛に照射しないように注意してください。
背中もセルフ脱毛すると自然になる
うなじと繋がっている背中も、一緒にセルフ脱毛すると自然な仕上がりになるのでおすすめです。
逆に、うなじのみキレイにセルフ脱毛すると、背中のムダ毛との境目が目立つ場合があり不自然な仕上がりになることがあります。
もちろん、背中だけセルフ脱毛するとうなじのムダ毛との境目が生まれるため、不自然です。
体は全て繋がっていることを念頭において、うなじをセルフ脱毛するときは背中も一緒に施術することを検討しましょう。
うっかり日焼けに注意する
うなじは、気づかない間に紫外線を浴びていることが多く、うっかり日焼けをしやすい部位です。
特に、ショートカットや短い長さのボブ、アップヘアなどは、日焼け止めクリームの塗り忘れに注意しましょう。
日焼けした肌にセルフ脱毛器の光を照射すると、火傷や炎症、強い痛みなどを起こす場合があるため、肌の状態が落ち着くまで休まなければなりません。
スムーズにうなじのセルフ脱毛を進めるためにも、日焼け対策は忘れずに行うようにします。
まとめ
うなじのセルフ脱毛をするときにやり方が難しいと避ける方もいますが、鏡を使ったりサポートしてもらったりすることでお手入れできます。
自己処理と照射する際には、必ず髪の毛をヘアゴムやヘアバンド、マスキングテープなどを使ってしっかりまとめましょう。
また、家庭用脱毛器ではなくセルフ脱毛サロンでうなじのセルフ脱毛をする方は、ペアプランやスタッフのサポートサービスを利用するのもおすすめです。
ムダ毛ケアに興味のある友達やパートナーがいれば、ペアプランを利用することでお互い助け合ってセルフ脱毛が行えます。
今回の内容を参考に、安全かつキレイなうなじのセルフ脱毛を進めてくださいね。