「襟足って脱毛できるの？」
「襟足を脱毛するときの注意点はある？」
襟足は自分ではなかなか見えないものの、周りからはばっちり見らているので気にしている方も多いかと思います。脱毛することで後ろ姿にも自信をもてるようになるため、実はとても人気の部位です。
しかし、どのデザインにしたらよいのか、どこで脱毛するのがおすすめなのか迷っている方も多いでしょう。
そこでこの記事では、襟足の脱毛で人気のデザインやおすすめの脱毛法などについて解説します。襟足の脱毛で気をつけたい注意点も紹介しているので、こちらもぜひ参考にしてみてください。
襟足とうなじの違いは？範囲をまずはチェック
襟足とうなじは似ているようでまったく違う部位です。まずは、それぞれがどの部分を指すのかを確認しておきましょう。
襟足とは、髪の毛の生え際の部分です。髪の毛よりは毛が細いものの、通常のムダ毛よりもやや濃くなっています。
うなじとは、襟足の下の部分のことです。首の後ろに生えている毛のうち、襟足を除く部分と思ってもらえれば問題ありません。
うなじの毛は産毛のように細いことが多いでしょう。襟足とうなじをわけて脱毛するところもあれば、別々に契約が必要なこともあるので確認が必要です。
襟足の脱毛を行う3つのメリット
襟足の脱毛は、後ろ姿に自信がもてる以外にも、次のようなメリットがあります。
首が長くきれいに見える
肌が占める割合が首に対して大きくなることから、首が長く見える効果が期待できます。それにより、小顔に見えることもメリットです。
顔の大きさが気になってチャレンジできなかったヘアスタイルやファッションも楽しみやすくなるでしょう。
清潔感が出る
襟足のボサボサした感じがなくなるため、全体的に清潔感が出ます。
後ろで髪の毛をただ結ぶだけでもきちんとまとまり、手を抜いている感じが出ません。
いろいろなヘアスタイルやファッションに挑戦しやすくなる
髪の毛をアップにしても後ろ姿が気にならなくなることから、襟足が見えるヘアスタイルでも気にせず挑戦できます。
ヘアスタイルに合わせて好きなファッションを着こなすことも可能です。おしゃれの幅が大きく広がり、毎日を楽しく過ごせるようになります。
襟足の脱毛は形が大事！4つの人気デザイン
襟足は形によって印象が大きく変わる部位です。形が違うだけで大人っぽく見えたり逆に子どもっぽく見えたりもするため、自分がなりたい印象に合わせてデザインを選ぶようにしましょう。
襟足のデザインには大きく4つの種類があります。
①W字型
首を細く長く見えるようにしたい場合は、Ｗ字型がおすすめです。
自然な形で違和感なく後ろ姿をきれいに見せてくれます。どの形にするか迷った方は、Ｗ字型を選ぶとよいでしょう。
②MW型
ＭとＷを組み合わせたようなデザインです。
ジグザクとしており、Ｗ字型と同じく首を細く長く見えるようにする効果があります。
③U字型
丸みを帯びたＵ字型は、少し子どもらしい印象を与えるデザインです。
Ｗ字型やＭＷ字型のように首を長く見せる効果には劣りますが、見た目を若々しくできます。
④直線型
すっきりとしており、はつらつさやアクティブさを与えるデザインです。ボーイッシュな感じが好きな方に向いています。
襟足を脱毛するおすすめの方法
襟足を脱毛する方法としては、サロンやクリニックに通うかセルフ脱毛器を使うことが一般的です。
どの方法でも最終的にはきれいな形を目指せますが、それぞれ特徴があるので確認しておきましょう。
脱毛サロンに通う
脱毛サロンは比較的リーズナブルな価格で通いやすいことが特徴です。クリニックで受けられるレーザー脱毛と比べると出力が弱いため、10回程度と多くの回数が必要になります。
ただし痛みが出づらいので苦なく通い続けられるでしょう。
クリニックに通う
クリニックでは出力の高いレーザー脱毛を受けられることから、5～8回程度で脱毛が終わります。
しかし、痛みが出やすいため人によっては苦痛に感じてしまうこともあるようです。
セルフ脱毛器を使う
自宅でサロンと同じ仕組みの脱毛ができる、セルフ脱毛器（家庭用脱毛器）でも襟足の脱毛が可能です。
安全のために脱毛サロンよりも出力が抑えられているため、より多くの回数が必要となりますが、予約や通う手間なく好きなタイミングで脱毛できます。
ただし、襟足は自分では見にくいため1人で照射するのは難しく感じことがあるかもしれません。
セルフ脱毛サロンに通う
セルフ脱毛サロンは、脱毛サロンと同じクオリティの脱毛器を自分で扱って脱毛していくスタイルのサロンです。
セルフ脱毛器よりも出力が高く、脱毛サロンに通うのと同じくらいの回数で効果を実感できます。
襟足の脱毛で失敗しないためのポイント
襟足の脱毛は首を長く見せたり後ろ姿に自信をもてるようになったりと、多くのメリットがあります。
しかし、襟足の脱毛には失敗するリスクもあるので注意が必要です。
デザインを決めておく
襟足の脱毛を始める前に、必ずデザインを決めておくようにしましょう。後からデザインを変更しようとしても、できないことがほとんどです。
脱毛を進めると後戻りはできません。後悔しないよう、デザインをあらかじめ決めてから脱毛を始めるようにしてください。
うなじや背中も一緒に脱毛する
襟足だけを整えると、うなじや背中のムダ毛が目立つようになります。できれば襟足だけでなく、うなじや背中も一緒に脱毛するのがおすすめです。
「襟足はきれいなのに、なんでうなじや背中は濃いの？」と周りから思われてしまう可能性があります。
シェービングはできる範囲で行う
脱毛する前には自己処理をしておくことが基本です。そのまま照射すると火傷したり強い痛みを感じたりとトラブルにつながることがあります。
しかし、襟足は自分では見づらいため、無理にシェービングしようとすると髪の毛まで一緒に剃ってしまう危険性も。
誰かに手伝ってもらうか、合わせ鏡を使うなどして無理のない範囲で自己処理を行ないましょう。サロンやクリニックであれば、スタッフが照射前に剃ってくれることもありますので確認してみてください。
襟足の脱毛は何回通う？期間や料金の目安は
脱毛が完了するまでの回数や期間は、人によって異なります。使う脱毛器によっても変わってくるものです。
ここでは襟足をある程度整えるために必要になる一般的な回数や期間を紹介しているので、参考までにご覧ください。
襟足の脱毛に必要な回数
もっとも通う回数が少なく済むのはクリニックです。出力が高いレーザーを使うため、少ない回数で終わります。
一方でセルフ脱毛器は、どの脱毛方法よりも出力が弱いことから、多くの回数が必要です。
完全にツルツルにしたい場合は倍くらいの回数が必要になると見ておくとよいでしょう。
| 脱毛サロン | 約10回 |
| クリニック | 約5～8回 |
| セルフ脱毛器 | 約18～20回 |
| セルフ脱毛サロン | 約10回 |
脱毛が完了するまでの期間
脱毛サロンやクリニックは、2～3か月おきに通う必要があります。2か月に1回通う場合は、脱毛サロンなら約1年8か月、クリニックなら約10か月から1年4か月ほどの期間が必要です。
ただし、予約がスムーズに取れないことも珍しくないので、実際はもう少し長めに期間がかかるでしょう。
セルフ脱毛器は2週間に1度使うと想定すると、約9～10か月かかります。セルフ脱毛サロンは10日に1度通う場合を想定して計算しました。
ツルツルの状態を目指す場合は、回数が増えるので期間も倍くらい必要になります。
| 脱毛サロン | 約1年8か月 |
| クリニック | 約10か月～1年4か月回 |
| セルフ脱毛器 | 約9～10か月 |
| セルフ脱毛サロン | 約3か月 |
襟足の脱毛にかかる料金の目安
襟足のみを脱毛する場合、脱毛サロンは約2～3万円、クリニックは3～5万円が相場です。
セルフ脱毛器は1台あたり3～10万円ほどするのでクリニックより高くつくように見えますが、購入すれば全身脱毛ができます。襟足以外も脱毛できると考えると、脱毛サロンやクリニックよりリーズナブルだといえるでしょう。
セルフ脱毛サロンは1回あたり何分で脱毛し放題というプランがほとんどですので、こちらも襟足以外の脱毛も可能です。
| 脱毛サロン | 約2～3万円（襟足のみ） |
| クリニック | 約3～5万円（襟足のみ） |
| セルフ脱毛器 | 約3～10万円（全身） |
| セルフ脱毛サロン | 約2～6万円（全身） |
襟足の脱毛をするときの注意点
- 「髪の毛」と見なされて脱毛できないことがある
- 希望のデザインにできないことがある
襟足は髪の毛の生え際に当たる部分です。脱毛サロンやクリニックによっては、髪の毛と見なされ脱毛を断れるケースもあります。
髪の毛に照射すると強い痛みが出たりやけどしたりするためです。もともとの襟足の形によっては、希望の形にできないこともあります。
まとめ
襟足は脱毛サロンやクリニック、セルフ脱毛サロンに通ったりセルフ脱毛器を使うことで脱毛が可能です。
首が長く見えたり清潔感が出たりなどメリットがありますので、気になる方はトライしてみてはいかがでしょうか。
後からデザインを変えることは難しいので、脱毛を始める前にあらかじめ好みの形を決めておくようにしておくことが大切です。
場合によっては髪の毛とみなされて脱毛できないこともあるため、脱毛サロンやクニックに通う場合はカウンセリングの時点で相談しておくと安心です。理想の襟足を手に入れて、毎日を楽しく過ごしましょう。