セルフ脱毛は、ムダ毛だけではなく毛穴の悩みも解消へと導いてくれます。指や脇、脚などの毛穴に悩んでいる方や目立たなくしたい方は、セルフ脱毛によって改善が期待できるでしょう。
今回は、セルフ脱毛が毛穴の悩みを解消に導く理由や、アフターケアの方法を紹介します。また、セルフ脱毛後に現れたら注意してほしい毛穴の症状にも触れて解説するので、ぜひ今後のセルフ脱毛の参考にしてみてください。
こんな毛穴に悩んでいる方はセルフ脱毛がおすすめ
毛穴の悩みは人それぞれ異なりますが、セルフ脱毛サロンや家庭用脱毛器の光脱毛器によるセルフ脱毛で改善が期待できるのは以下のような方です。
- 毛穴の開きが目立つ
- 毛穴の黒ずみが気になる
- ムダ毛処理後の毛穴がボツボツしている
- 皮膚の下に毛が埋もれている
このような毛穴の悩みは、ムダ毛が原因で起きている場合があります。特に、ムダ毛が気になるからと頻繁にカミソリなどで自己処理している方は、毛穴のトラブルが起こりやすいため注意が必要です。
指や脇、ひざ下、ひじ下、顔は、自己処理の頻度が高くなりがちな部位であることから、毛穴のトラブルに悩む方が多い傾向にあります。毛穴が気になる方は、自己処理の頻度を少なくできるセルフ脱毛がおすすめです。
セルフ脱毛で毛穴が目立たなくなるって本当?
まず、セルフ脱毛は脱毛サロンで採用されている光脱毛を、誰でも施術できるように調整されている家庭用脱毛器やセルフ脱毛サロンの脱毛器を使ったムダ毛ケアです。光を照射してダメージを与えることで、ムダ毛の成長を抑制します。
脱毛器によりますが、1週間~14日間程度に1回の頻度で照射を繰り返すと、徐々に抑毛効果を実感できるでしょう。
セルフ脱毛で毛穴が目立たなくなる理由は、主に3つ挙げられます。
理由1.ムダ毛が毛穴を広げなくなるから
ムダ毛は、ただ生えているだけで毛穴を広げています。そのため、ムダ毛が生えている部分の毛穴は、自己処理をしても毛穴に残っているだけで目立ってしまうのです。
特に毛が太く毛量が多い、指や脇、ひざ下、ひじ下などは、毛穴が目立つ傾向にあります。
逆に、二の腕の内側やお尻を見てみましょう。パッと見ただけではムダ毛を認識できない産毛が多い部位では毛穴が目立ちません。
このように、ムダ毛と毛穴は深く関係しており、目立たない毛穴を目指すためにはセルフ脱毛で抑毛することが近道とされています。
理由2.自己処理の頻度が減るから
カミソリやブラジリアンワックスなどの自己処理は、毛穴や肌へ大きな負担を与えています。特にカミソリは、ムダ毛と一緒に肌を削ってしまうことが多い自己処理方法です。
肌が削れることによってかさぶたができてしまい、肌表面に毛が出てこられない埋没毛(埋もれ毛)が起こりやすくなるため、毛穴が目立つ原因になります。
また、ブラジリアンワックスや毛抜きなどの毛を抜く自己処理は、毛穴も一緒に引っ張る自己処理方法です。何度も繰り返し毛を抜くと、毛穴が元の状態に戻りにくくなり、鳥肌のようなボツボツ毛穴になることも。
セルフ脱毛を継続的に行うことで、ムダ毛の成長が抑制され自己処理の頻度は徐々に減っていき毛穴と肌への負担も軽減されます。自己処置頻度が減ることで、毛穴も目立ちにくくなることが期待できます。
理由3.汚れや皮脂が溜まりにくくなるから
ムダ毛は、古い角質や皮脂が絡みつき毛穴に溜まりやすくしています。皮脂は肌を乾燥させないために大切なものではありますが、空気に触れて時間が経つと酸化して角栓に変化して毛穴を黒く目立たせてしまうため注意が必要です。
セルフ脱毛でムダ毛が抑制されると、古い角質や皮脂が絡めなくなり溜まりにくくなり、毛穴も引き締まったように見えます。
セルフ脱毛後に毛穴が目立つ場合もある
脱毛サロンやクリニックで照射した部分は、2週間程度で抜け落ちると言われています。しかし、セルフ脱毛の場合は誰でも使用できるように照射レベルが調整されているため、抜け落ちることなく毛穴に留まってしまう場合があります。
この毛穴に残留しているムダ毛の色により、セルフ脱毛後に毛穴が目立つように感じることがあるでしょう。とはいえ、ずっとムダ毛が毛穴に留まり続けることはなく、自然に抜けていくため、気づくと目立たなくなっていることがほとんどです。
セルフ脱毛後のこんな毛穴には注意!
セルフ脱毛は、光がメラニン色素に反応して熱エネルギーに変化してダメージを与えます。そのため、毛量が多かったり毛が太かったりすると、光が強く反応して毛穴が熱傷を起こしてしまう場合があります。
この炎症によって毛穴に細菌が入りやすくなり、毛嚢炎という毛穴トラブルを引き起こしてしまうことがあるため注意が必要です。
主な症状は、かゆみや痛み、赤み、膿を含んでふくらむなどが挙げられます。炎症を起こしているニキビと症状は似ていますが、悪化すると強い痛みを感じることもあるため注意しましょう。
毛嚢炎は清潔に保ち、保湿して肌のバリア機能を高めることが大切です。また、セルフ脱毛は毛嚢炎が治るまではお休みしましょう。万が一、症状が悪化するようなら皮膚科で医師の指示を仰ぐようにしてください。
日頃のケアがキレイな毛穴には大切!
セルフ脱毛だけではなく、日頃のケアも毛穴を目立たなくさせるために必ず行いましょう。毛穴だけではなく、セルフ脱毛による抑毛効果を最大限発揮させるためにもアフターケアは大切です。
また、照射前に必ず行うムダ毛の自己処理や体調不良時についても解説します。
必ず保湿する
セルフ脱毛を始めたら、日頃からしっかり保湿ケアを行いましょう。もちろん、顔だけではなくセルフ脱毛器を使う部分全てです。
毛穴が気になるときは、水分と油分をバランスよく補って肌を潤わせておくことがポイント。乾燥してしまうと、肌のキメが乱れてしまい毛穴の周辺がくぼんでしまいます。そのため、毛穴に影ができて目立ってしまうことに。
なかには、乳液やクリームのべたつきが苦手で使わない方もいるでしょう。しかし、油分を避けると十分な保湿ケアはできません。
使用感が気になる場合は、さっぱりタイプを選ぶと使い心地も良くなるでしょう。毛穴の目立たないふっくらした肌を目指すためにも、水分と油分の両方を使って保湿ケアするよう心がけてください。
ピーリングをして角質ケアをする
古い角質が溜まっていると、その分毛穴がどんどん深くなっていきます。通常、28日程度で古い角質は肌のターンオーバーで剥がれていきますが、年齢を重ねて代謝が悪くなるとどんどん遅くなっていくのが実情です。
深くなった毛穴には、剥がれた古い角質や皮脂が詰まり黒ずんでいきます。キレイな毛穴を目指すためには、定期的にピーリングによる角質ケアを行うことが大切です。
拭き取り化粧水やピーリングジェルなど、使いやすいものを選んで肌と毛穴の状態を見ながら角質ケアを行いましょう。
清潔な電気シェーバーで自己処理する
セルフ脱毛を始めたら、ムダ毛の自己処理は肌や毛穴への負担が少ない電気シェーバーを使用しましょう。カミソリのように肌を削ることなくムダ毛だけをキレイに処理できます。
また、毛穴へ細菌が侵入しないように電気シェーバーを使用したら消毒をして清潔に保つことも大切です。
生理中など体調が悪いときはムダ毛ケアを休む
生理中はホルモンバランスの影響で、肌が普段よりも敏感になっているため肌や毛穴への負担が大きくなってしまう恐れがあります。体調不良のときも、普段より敏感になっている場合があるため、トラブルを避けるためにも生理や体調が落ち着くまでムダ毛ケアは休みましょう。
まとめ
毛穴が目立つことに悩んでいるなら、ムダ毛の自己処理頻度を減らすために、セルフ脱毛サロンや家庭用脱毛器を使ってセルフ脱毛を始めましょう。毛穴を広げているムダ毛を抑制して、徐々に自己処理の頻度が少なくなっていきます。角質や皮脂などが絡まりにくくなるため、黒ずんでいる毛穴の改善にも効果的です。
もしも、毛嚢炎のような毛穴トラブルが起きた場合は、適切に処置をして症状が収まるまで照射を避けましょう。