「セルフ脱毛を始める季節はいつがいいのかな？」
「夏に向けてムダ毛を減らしたいときはいつから始めればいいんだろう？」
セルフ脱毛を始め、夏に向けて脱毛を始めるなら秋や冬がおすすめです。
秋と冬にセルフ脱毛を始めると、多くのメリットがあります。肌や弱い方や剛毛な方も、夏に脱毛を始めるのではなく秋や冬から始めた方が得られるメリットが多いためおすすめです。
今回は、セルフ脱毛を始めるおすすめの季節について紹介します。
セルフ脱毛を始める季節は秋＆冬がおすすめ！
セルフ脱毛サロンや家庭用脱毛器を利用して、自分で脱毛ケアすることをセルフ脱毛と呼びます。
セルフ脱毛は、カミソリなどを使った自己処理とは異なり、発毛組織にダメージを与える光を繰り返し照射して、徐々に抑毛効果を得られるものです。
脱毛完了するまで時間がかかるため、開始する季節を考慮するとより満足できるセルフ脱毛が行えます。
セルフ脱毛をはじめ、光脱毛やレーザー脱毛を始める季節としておすすめされているのは秋と冬です。夏が終わった秋、寒い冬は、セルフ脱毛を始める絶好のチャンスとなるため、逃さないようにしましょう。
今回は、一般的に挙げられるおすすめの理由を3つ紹介します。
予約がいつもより取りやすい＆安い！
秋から冬にかけて、セルフ脱毛サロンは予約が取りやすくなっています。脱毛は、ムダ毛を気にし始める夏に行う方が多く、秋と冬は脱毛サロンの閑散期であるためです。
また、夏に向けて脱毛を終えた方も多く、秋と冬は脱毛サロンもキャンペーンなどを行って新規の顧客を集める季節でもあります。
セルフ脱毛サロンにおいても同じこと言え、普段よりも安く通えるキャンペーンを準備している場合もあるためチェックしてみましょう。
秋や冬は、予約が取りやすいだけでなく、脱毛費用を抑えてスタートできる良いタイミングです。
日焼けを避けられる
脱毛器は、発毛組織にダメージを与える特殊な光を照射します。脱毛器の種類によっては、光が肌への刺激になる場合もあるため、日焼けしているようなデリケートな肌状態のときは避けなければなりません。
そのため、海やプールなどで日焼けしやすい夏はスムーズに脱毛が進まないケースがあります。日焼け止めを塗るなど紫外線対策を行っていても、焼けやすい方もいるでしょう。
その点、秋や冬は肌の露出も少なくなり自然と日焼けするリスクが軽減されます。肌への刺激を抑えながら脱毛できるため、夏よりも秋や冬の方がセルフ脱毛を始めるには適しているのでおすすめです。
夏に向けて脱毛を進められる
剛毛な方は秋の早い時期から始めると、夏までにより多い回数の照射ができるのでおすすめです。
セルフ脱毛は、1回や2回ではムダ毛をキレイにすることはできません。特に夏のムダ毛処理を楽したい場合は、夏に向けてより多い回数の照射が必要になります。
夏が終わって秋が来たタイミングから始めると、約1年間照射可能です。次の夏が来る頃には、ムダ毛にも大きな変化が期待できるでしょう。
夏からセルフ脱毛を始めるのは避けよう
夏からセルフ脱毛を始めても問題はありませんが、デメリットもあるため注意が必要です。
特に、より効果的に進めていきたい方や肌が弱い方、剛毛の方などは避けた方がよいでしょう。
夏からセルフ脱毛をする際に伴うデメリットを3つ紹介します。
強い紫外線を浴びやすい
夏は秋や冬に比べて肌の露出が多くなり、自然と強い紫外線を浴びやすくなっています。プールや海、キャンプなどのレジャーを楽しむ方は、より日焼けしやすく肌がダメージを受けやすいのが実情です。
日焼けした肌への脱毛器の照射は火傷の原因になるため、肌状態が落ち着くまで休むことになります。スムーズに脱毛を進められなくなり、脱毛完了時期が遅くなってしまう方もいるでしょう。
セルフ脱毛サロンは予約が取りにくいことも
春から夏にかけて、肌の露出が増えるとムダ毛が気になり、セルフ脱毛サロンに駆け込む方も増えてきます。
夏は脱毛の需要が最も高まる季節とも言われており、時間帯によっては予約が取りにくくなることがあるため注意が必要です。
とはいえ、セルフ脱毛サロンは24時間営業の店舗も多くあるため、通常の脱毛サロンやクリニックよりは予約を取りやすい傾向にあります。
脱毛効果はすぐには実感できない
特に家庭用脱毛器は、セルフ脱毛サロンや脱毛サロンで使っている業務用の光脱毛器よりも出力が低く調整されている製品があり、脱毛効果を実感するまで時間がかかりがちです。
セルフ脱毛サロンにおいても、誰でも操作できるように安全性を考慮して出力は脱毛サロンよりも低めに設定されています。
1回や2回の照射で見違えるような脱毛効果は実感できないと考えておきましょう。毛が減ってきたと実感できるのは、4～6回以上の照射を行ってからが多くなっています。
セルフ脱毛の効果に満足できるのは12回以上の照射が必要！
セルフ脱毛を始め光脱毛は、脱毛効果に満足するまでに12回以上の照射が必要と言われています。これは毛周期のタイミングが関係しているためです。
毛周期とは、以下のように「成長期」「休止期」「退行期」の3つの期間を繰り返して生え変わりを行っている周期のことです。
基本的に、セルフ脱毛などの光脱毛は毛根にある毛乳頭（もうにゅうとう）と呼ばれる発毛組織へ熱を与えて脱毛効果を発揮します。毛乳頭にダメージを与えられるのは、毛周期のなかでは成長期の毛のみです。
成長期の毛は、体全体の15～20％程度しか生えていません。そのため、1度の照射は全てのムダ毛にダメージを与えられず、最低でも5回以上の照射が必要です。
ただし、5回以上で脱毛を終えられるのは高出力で照射できるクリニックのレーザー脱毛となり、光脱毛は出力が弱いため12回以上の照射が必要とされています。
つまり、ムダ毛が気になる季節である夏に向けて脱毛するためには、12回以上の照射回数を行えるように逆算して始めることが重要です。
例えば10月から始めた場合、2週間に1回の頻度で施術すると7月までに20回照射できます。
脱毛完了までの目安回数が12回以上であるため、20回も照射できれば多くの方が脱毛効果に満足できるでしょう。
このように、セルフ脱毛を始めとする光脱毛は早く始めたら始めた分だけ、終わらせたい時期に向けてしっかり準備ができるのでおすすめです。
セルフ脱毛を効果的に進める頻度
セルフ脱毛を効果的に進める頻度は、脱毛器の種類によって異なるのが実情です。主なセルフ脱毛器の違いは以下のとおりです。
| 脱毛方法 | 脱毛方式 | 頻度 |
| 家庭用脱毛器 | IPL方式 | 2週間に1回程度 |
| セルフ脱毛サロン | SHR方式 HHR方式 | SHR脱毛：2週間に1回程度 HHR脱毛：1週間～10日に1回程度 |
セルフ脱毛は、家庭用脱毛器とセルフ脱毛サロンの2つから選択できます。自宅でセルフ脱毛したい方は家庭用脱毛器、業務用の脱毛器を使いたい方はセルフ脱毛サロンを選ぶと良いでしょう。
家庭用脱毛器はIPL脱毛が主流となり、毛周期に合わせた照射を行います。家庭用脱毛器は出力が低く設定されているため、2週間に1回程度の照射とこまめなお手入れが必要です。
とはいえ、家庭用脱毛器は製品によって推奨している頻度が異なるため、取扱説明書を確認して従いましょう。
セルフ脱毛サロンは、SHR方式やHHR方式の脱毛器が主流です。これらは、IPL方式とは異なりバルジ領域にアプローチするため、毛周期に関係なく照射できます。
引用元：セルフ脱毛サロン・ハイジ公式サイトより
HHR脱毛は、最短10日に1回の頻度で照射できるため、早く脱毛完了を目指せるのが魅力的です。
セルフ脱毛サロンはどんな季節でも施術しやすい
セルフ脱毛サロンで導入されているSHR方式やHHR方式の光脱毛器は、どんな季節でも施術しやすい脱毛方法となっています。IPL方式とは異なり、低温でのスピード照射で脱毛するため、肌が弱い方や敏感肌の方などにもおすすめです。
また、肌に当てる照射口をひんやり冷やすため、痛みを最小限に抑えられており、子どもにも対応できる程度の熱さや刺激です。照射する際は肌にジェルも塗るため、ほとんど痛みを感じずにお手入れできます。
日焼けしてしまいがちな夏から脱毛を始める場合も、IPL方式よりも低刺激の脱毛ができるため、季節を問わず施術しやすいのがうれしいポイントです。
まとめ
セルフ脱毛は、いつから始めても問題はありませんが、秋や冬から始めるとメリットが多くおすすめです。
次の夏までに脱毛を終わらせたいと考えている方は、脱毛完了の目安回数である12回以上の照射を行う必要があります。セルフ脱毛を行う脱毛器の種類にもよりますが、秋から始めれば十分12回以上照射可能です。
夏に向けてセルフ脱毛でムダ毛ケアをしたいと考える方は、秋や冬といった早い時期からスタートさせましょう。