男女共に、エチケットのひとつとしてVIO脱毛したいと考えているものの、脱毛サロンや医療脱毛クリニックに通うのは恥ずかしいと思う方もいるのではないでしょうか。
VIOは、周りの目を気にせずにお手入れできるセルフ脱毛がおすすめです。セルフ脱毛といっても、脱毛サロンと同じ光脱毛でお手入れできるため、自己処理しなくてもムダ毛の目立たないVIOを目指せます。
今回は、VIOをセルフ脱毛するコツや照射前の自己処理方法、注意点を見てみましょう
VIOをセルフ脱毛する際の方法は2つ
まずは、VIOをセルフ脱毛する方法を2つご紹介します。どちらも共通しているのは、脱毛サロンと同じ光脱毛という方法でムダ毛の成長を抑制している点です。
ただし、セルフ脱毛サロンと家庭用脱毛器では大きな違いがあります。生活スタイルや予算などのニーズに合うセルフ脱毛を選びましょう。
早速、セルフ脱毛サロンから順番に特徴を解説します。
セルフ脱毛サロン
セルフ脱毛サロンは、プロクオリティの業務用光脱毛を自分で操作して施術するスタイルの脱毛サロンです。
時間制で予約を取るため、時間内に全ての作業を終えて退室すれば、どこをお手入れしても問題ありません。
そのため、VIO以外にも脇や脚、腕などのムダ毛のお手入れをしたい方にはおすすめです。
基本的に、セルフ脱毛サロンは完全無人となっており、施術室には1人で入室します。
VIOをスタッフに見られることなくお手入れを完結できるため、気軽にムダ毛ケアを始められるのはうれしいポイントです。
家庭用脱毛器
家庭用脱毛器は、家電量販店や通信販売などで購入できる光脱毛器です。自宅で簡単にお手入れできるように、照射出力は業務用光脱毛器と比べて低めに調整されている製品が多くなっています。
家庭用脱毛によってはVIOに対応していない製品もあるため、購入する際は使用できる部位を確認しましょう。
また、Vラインのみ使用可能としている家庭用脱毛器も少なくありません。Vラインのみのお手入れを希望している場合は、こちらの家庭用脱毛器を選んでもOKです。
VIOをセルフ脱毛するコツ
VIOを、セルフ脱毛サロンや家庭用脱毛器でお手入れするときのコツを4つご紹介します。
初めてのVIOをセルフ脱毛する際は、なかなかスムーズに照射できない方が少なくありません。数回照射を繰り返すと、次第にコツが掴めてくるので少しずつ進めてみてくださいね。
Vラインの形を事前に決めておく
Vラインは、好みによって形を変えてセルフ脱毛するのが一般的です。主なVラインの形は、以下のようなものが挙げられます。
・無毛にするハイジニーナ
・自然に整えるナチュラル
・逆三角形に整えるトライアングル
・長方形に整えるスクエア
・丸みのある形に整えるオーバル
Vラインは、形によって見た目の印象などが変わってきます。近年人気があるのは、アンダーヘアをツルツルにするハイジニーナです。
詳しいVラインの形については、コチラのページも併せてご覧ください。
丁寧にゆっくりと照射する
VIOは照射する範囲が狭く粘膜も近いため、照射する際は丁寧にゆっくりと進めていくようにしてください。
スピード重視で照射すると、Vラインの形がずれてしまったり粘膜に照射してしまったりなど、失敗してしまう恐れがあります。
特に、IOラインを照射するときに誤って粘膜に光を当ててしまうと、火傷や炎症、強い痛みなどを起こす原因になり危険です。日常生活にも支障が出る可能性があるため、丁寧に照射するように心がけましょう。
自己処理は電気シェーバーを使う
脱毛器を使用する前は、必ずムダ毛の自己処理をしなければなりません。自己処理には電気シェーバーを使うと、肌トラブルを起こすリスクを大幅に減らすことができます。
IOラインの自己処理もカミソリでは危険が伴いますが、電気シェーバーであれば安全を考慮した自己処理が行えます。
眉毛用の電気シェーバーで全身の自己処理をする方も少なくありませんが、VIO用を使用するとよりお手入れしやすくなるためおすすめです。
アフターケアを忘れずに行う
VIOは、毛が太く毛量が多いだけではなく、皮膚が薄くデリケートな部位であるため、照射後は熱による火照りや痛み、赤み、炎症、乾燥などの症状が出やすくなっています。
紫外線対策をせずに日焼けしたときの肌状態に近いとイメージすると分かりやすいでしょう。
このような肌状態を鎮静させて刺激から保護するために、必ずアフターケアを行ってください。
まずは、タオルで包んだ保冷剤や冷やしたタオルなどで、照射部位をしっかりと冷やします。
火照りや痛みなどが落ち着いたら、ボディローションとボディクリームなどで丁寧に保湿ケアしましょう。
保湿する際は、コットンなどは使わず手の平や指で優しく馴染ませてください。
VIOを自己処理するときのコツ
VIOの自己処理は、初めて行う方は難しく感じるかもしれません。3つのポイントを取り入れて自己処理すると、失敗も少なく済みます。
どうしても難しい場合は、パートナーなどにサポートしてもらうことを検討してみてください。
Vラインは水性ペンなどで形の印をつけておく
Vラインは、自己処理する前に水性ペンなどで決めた形に印をつけておきましょう。
形や照射範囲を大雑把に決めて自己処理してしまうと、イメージと違った仕上がりになってしまう可能性があります。
あらかじめペンで印をつけて自己処理すると、失敗するリスクが減るのでおすすめです。
なお、黄色やオレンジなどの蛍光ペンを使って印をつけると、照射しても光が反応しません。
照射範囲も明確にしておくと失敗を防げるので、Vラインを残して整える方はぜひ取り入れてみてください。
IOラインは鏡を利用する
IOラインは、直接見ながら自己処理するのが難しい部位です。そのため、鏡を使用して自己処理するのが一般的となっています。
Iラインの自己処理方法は以下のような方法が挙げられます。
・床に鏡を立てて置き、M字に脚を広げて映す
・床に置いた鏡を寝かせて置き、椅子に片足を乗せて映す
Oラインは姿見などの大きな鏡に背を向けて、片手に鏡を持って合わせ鏡で確認すると良いでしょう。
ただし、Oラインは鏡を使っても確認しにくいため、パートナーなどにサポートしてもらうことを検討してみてください。
VラインからIラインの繋がりを確認する
正面から見たときに、Vラインの途中からアンダーヘアがなくなってしまうと不自然な仕上がりになります。
Vラインを残してIラインはハイジニーナにする場合は、自然な繋がりになるように注意しましょう。
VIOをセルフ脱毛する際の3つの注意点
VIOをセルフ脱毛する際は、3つの注意点があります。
また、基本的には利用するセルフ脱毛サロンからの案内や取扱説明書などに沿って施術を進めてください。
そして、IOラインなど使用できない部位は必ず避けて照射しましょう。
低い照射レベルから始める
VIOは、光の反応が強くなりがちな部位です。さらに痛みも感じやすい部位でもあるため、必ず低い照射レベルから照射を始めてください。
照射回数を重ねて毛量が減り毛が細くなってくると、痛みが少なくなってきます。その際は、徐々に照射レベルを上げて構いません。
その都度、VIOの状態に合わせて適切な照射レベルに調整することが大切です。
Vラインは外側から照射する
Vラインの中心部は毛量が多いため、痛みも強くなります。
いきなり中心部から照射すると刺激が強すぎるため、外側から内側に向かって照射を進めていきましょう。
IOラインは粘膜に照射しないように注意する
IOラインを照射する際は、粘膜部分に光が当たらないように注意しましょう。万が一、光が粘膜に当たってしまうと、火傷や炎症、痛みなどを起こす原因になります。
セルフ脱毛専用に肌色に近い色のショーツを用意して、粘膜に当たらないようにずらしながら照射すると安心です。
難しい場合は、パートナーなどに手伝ってもらうことをおすすめします。セルフ脱毛サロンでは、2人まで入室できるプランや有料のサポートサービスなどを利用できるのでチェックしてみてください。
まとめ
VIOのセルフ脱毛のコツは以下の4つです。
・Vラインの形を事前に決めておく
・丁寧にゆっくりと照射する
・自己処理は電気シェーバーを使う
・アフターケアを忘れずに行う
VIOは照射範囲が狭いため、短時間で終わらせてしまいたくなるかもしれません。しかし、VIOの場合はスピード重視で照射するとVラインの形がおかしくなったり粘膜に照射してしまったりなど、失敗するリスクが高まります。
また、鏡を使っても確認しにくいOラインのお手入れは、信頼できるパートナーやセルフ脱毛サロンのペアプラン、サポートサービスなどを利用して手伝ってもらうと良いでしょう。