「VIOのセルフ脱毛を始めたい!Iラインの粘膜部分への照射は避けた方がいいのかな?」
「Iラインの粘膜付近に生えているムダ毛をセルフ脱毛でお手入れしたい」
基本的に、セルフ脱毛サロンや家庭用脱毛器、脱毛サロンなどではVIOの粘膜部分及び粘膜周辺への照射は避けて施術を行います。
この理由は、粘膜への照射は非常に危険だからです。火傷や炎症、強い痛みを伴い、日常生活にも支障をきたす可能性があります。
今回は、VIOの粘膜部分への照射を避けてほしい理由や、基本的なVIO脱毛のやり方、ポイントを解説します。
VIOのセルフ脱毛は粘膜への照射はNG!
セルフ脱毛サロンや家庭用脱毛器でVIOの施術を行う場合、Iラインの粘膜部分への照射はできません。
Iラインの粘膜部分とは、割れ目の内側にある湿っている部分と認識してください。
セルフ脱毛サロンや家庭用脱毛器の光脱毛器の光は、ムダ毛部分に照射すると熱エネルギーに変化して抑毛効果を発揮します。
そのため、粘膜に光を照射すると火傷などの肌トラブルを起こすリスクが非常に高く危険を伴うため、避けて施術をしなければなりません。
また、Iラインの粘膜部分は鏡を使っても自分でしっかり確認するのは困難です。このような状態でセルフ脱毛サロンや家庭用脱毛器で照射するのは、操作に慣れたとしても難しいでしょう。
粘膜周辺や黒ずみへの照射も避ける
Iラインの粘膜部分だけではなく、粘膜周辺の黒ずみが目立つ部分への照射も避けましょう。
特にIPL方式の家庭用脱毛器は、メラニン色素に反応する光を照射するため、黒ずみ部分は強く反応し火傷や炎症などを起こす恐れがあります。
また、VラインとOラインの黒ずみが目立つ部分への照射も、火傷などの危険を伴うため避けて施術しましょう。
VIOの施術はセルフ脱毛サロンがおすすめ
VIOの施術を自分で行いたい場合、家庭用脱毛器よりも肌への負担が少ないセルフ脱毛サロンがおすすめです。
セルフ脱毛サロンがVIOの施術におすすめである3つの理由を解説します。
SHR方式もしくはHHR方式で肌に優しい
セルフ脱毛サロンの光脱毛器は、SHR方式もしくはHHR方式と呼ばれる蓄熱式脱毛を取り入れているところがほとんどです。
家庭用脱毛器のIPL方式は、熱破壊式と呼ばれる高温での施術となりますが、蓄熱式は低温の熱をじんわりと届けます。
熱いよりも温かいと表現されることが多く、照射時の痛みや熱さをほとんど感じません。デリケートなVIOへの照射も、家庭用脱毛器より行いやすくなっています。
業務用の光脱毛器で効果的に施術できる
セルフ脱毛サロンの光脱毛器はプロが使用している業務用光脱毛器です。プロ以外の方が気兼ねなく使用できるように、安全性にも考慮された照射出力に調整されています。
VIOは、家庭用脱毛器では効果を実感するまでに多くの時間と照射回数が必要になる場合があります。
一方で、セルフ脱毛サロンの光脱毛器であれば、高い照射出力で効果的にVIOのムダ毛を抑制することが可能です。
ペアプランなどでサポートしながら施術できる
セルフ脱毛サロンは、2人まで一緒に入室できるペアプランや、スタッフのサポートサービスなどが設けられています。
IOラインは自分で確認しながら照射することが難しい部位になるため、サポートしてもらいながら施術を進めた方が安全です。
ペアプランに関しては、各セルフ脱毛サロンによって条件や契約内容などが異なります。2人で利用する前に、公式サイトで確認しましょう。
VIOをセルフ脱毛するときのやり方
ここからは、VIOの施術を実際に行うときのやり方を紹介します。
今回紹介するのは、基本的なVIOの施術をする手順です。
詳細は、各セルフ脱毛器の案内や取扱説明書などを確認して従ってください。
VIOの形を整えて自己処理する
セルフ脱毛器の光を照射する前に、VIOの形を決めて自己処理をしましょう。
例えば、ムダ毛のないハイジニーナを目指す場合は、VIO全ての毛を自己処理しておきます。
Vラインは形を整えて残す場合は、希望のデザインになるように自己処理しましょう。
なお、自己処理にはカミソリではなく電気シェーバーを使用します。ケガやカミソリ負けなどの肌トラブルのリスクなく、安全に自己処理できるため、事前に準備しておきましょう。
冷却もしくは冷却ジェルを塗る
照射するときの熱さや刺激などを軽減したり肌を保護したりするためには、照射前にVIOを冷やす必要があります。
家庭用脱毛器の場合は、市販の保冷剤にタオルやハンカチを巻いて使用しましょう。
セルフ脱毛サロンの場合は、備え付けの冷却ジェルをヘラで塗布して伸ばします。なお、冷却ジェルは厚すぎると光が届きにくくなる場合があるため注意しましょう。
低い照射レベルから照射スタート
保冷剤や冷却ジェルで肌を冷やしたら、低い照射レベルから施術を開始します。
内側に向かうに連れて毛量が多くなり痛みが増していくため、照射する際は外側から内側に向かって進めていきましょう。
我慢できないほどの痛みを感じた場合は、さらに照射レベルを低くして施術を進めてください。
Iラインは、鏡を床に置いてその前に座り、開脚すると確認しやすくなります。
Oラインは、床に寝かせて置いた鏡にまたがる、もしくは全身鏡と手鏡で合わせ鏡にするなど方法はありますが、無理しない範囲で照射しましょう。
アフターケアを行う
VIOの照射を終えたら、冷却と保湿のアフターケアを行います。
まずは、熱によって火照っている肌をタオルやハンカチで包んだ保冷剤で冷やし鎮静させましょう。ヒリヒリとした痛みなども、冷やすことで軽減できます。
冷却後は、ボディローションとボディクリームなどで保湿して刺激から肌を守りましょう。
何もせずに放置していると、乾燥が進み肌トラブルを起こす場合があるため、セルフ脱毛を始めたら毎回忘れずに保湿ケアをしてください。
VIOをセルフ脱毛するときのポイント
VIOをセルフ脱毛するときに心がけたいポイントを3つ紹介します。
デリケートな部位だからこそ、ポイントを押さえて施術を進めていきましょう。
強い痛みを感じるときは施術を控える
VIOは、全身の中でもデリケートな部位となります。毎回の施術で痛みの感じ方が異なる場合もあるでしょう。
特に、生理前後のタイミングは、ホルモンバランスの関係から肌が敏感になる場合があります。いつもよりも強い痛みを感じるときは、肌トラブルを避けるためにも施術を控えましょう。
黒ずみは避ける
黒ずみのある部分は、粘膜部分と同じように火傷や炎症、強い痛みを感じるなどのトラブルを起こす恐れがあります。
セルフ脱毛サロンと家庭用脱毛器のどちらも、VIOの黒ずみ部分は避けて施術をしましょう。
VIO以外の部位で試し照射する
セルフ脱毛を初めて行う場合は、いきなりVIOに照射するのではなく、脚や腕などで試し照射をしてみましょう。
痛みや熱の感じ方などを体験してみると、VIOへ照射するときの参考になります。
VIO以外の部位への照射が問題なければ、特に問題はありません。
ただし、強い痛みを感じた場合は、VIOへの照射を控えるか照射レベルを最も低くして施術をしましょう。
まとめ
VIOの中でも、Iラインの粘膜部分への照射は火傷や炎症、強い痛みなどのリスクが高い部分となっています。
日常生活にも支障きたす場合があるため、Iラインの粘膜部分には光を当てないように注意しましょう。
また、VIOのセルフ脱毛を検討する場合は、肌への負担が少ない蓄熱式脱毛器を取り入れているセルフ脱毛サロンがおすすめです。
痛みや熱さをあまり感じることなく、家庭用脱毛器よりも高い抑毛効果を発揮できます。
とはいえ、粘膜部分への照射はセルフ脱毛サロンでもNGです。どうしても粘膜の施術を希望する方は、医療脱毛クリニックなどへの相談をご検討ください。